こんにちは、たろすけさん家です。
今回は、韓国で人気の調味料WOORI「チャムソース」を試してみたのでご紹介します。
いやはや。これがなんとまた面白い調味料だこと!
日本ではあまり馴染みがないですが、一度使ったらクセになってしまいそうな独特の魅力を持つ調味料でした。
チャムソースとはどういったものか?
実際に食べたらどんな味がしたのか?
そして、どんな料理に使えるのか?
簡単なレシピも添えて詳しくレビューしていきます。
チャムソースとは?
チャムソースは韓国で愛される「焼肉のタレ」

WOORIチャムソース(チャムソス)は、韓国で焼肉のタレとして親しまれている、しょうゆ・砂糖・お酢をベースとした甘酸っぱい調味料。
曰く「韓国版のポン酢」的なものらしく、お店で玉ねぎと一緒によく出されることから「玉ねぎソース」とも呼ばれているのだとか。
ポン酢よりも甘みが強いのが特徴で、現地では上記の玉ねぎのほか、サムギョプサルやカルビなどの焼肉、炒め物の味付けなど、幅広い料理に活用されているそうです。
2021年には韓国で消費者信頼代表ブランド大賞を受賞するなど、その実力はお墨付き。
BTSのジョングクさんが紹介したことで、日本でも注目されるようになりました。
チャムソースはどこで買える?
チャムソースは、日本では「韓ビニ」などの韓国食品店で入手できます。(私も韓ビニで購入しました)
一般的なスーパーではまず見かけることはありません。
Googleマップなどで「韓国食材」で検索してお店を探すのがおすすめです。
なかなか近所で見かけない場合には、Amazonなどネットショップの利用が手堅いと思います。

チャムソースを実食レビュー
チャムソースを開封してみた

ということで、チャムソースを開封。
写真のとおり「ソース」という名前でこそあれ、非常にサラサラとしています。
見た目は色合いも含めて、薄口しょうゆによく似ていますね。
香りは、お酢がメインで、醤油や砂糖の甘い香りは奥の方でほんのり漂う程度。
お酢の加減は、ポン酢や冷やし中華のタレのようなツンと鼻を刺激するような強さはなく、かといってマイルドというほど優しいわけでもないバランスです。
お皿に注いだものを手に持った程度ではほとんど香りを感じませんし、鼻をかなり近づけてみてようやく香ってくるくらいの強さ。なので、キツい感じはまったくありません。
チャムソースをそのままいただいてみた
チャムソースをそのままスプーンで少量いただいてみました。
いやぁ、これがなんとも複雑で表情豊かな味わい!
口に含んだ瞬間から、あらゆる味と香りが次々と現れては消えていき、舌を楽しませてくれます!
言葉で表現するのが難しいのですが、まず最初に水飴のような優しい甘みを感じたかと思うと、すぐにまろやかな酸味がそれを追い越してきます。「やっぱりお酢がメインかな」と感じた次の瞬間、今度は「みたらしのタレ」や「ぽたぽた焼きの砂糖醤油」のような、どこか懐かしい甘じょっぱさが口の中に広がります。そして、最後にふっと鼻に抜けるのは、BBQソースやグレービーソースを思わせる、ちょっぴりスモーキーな後味…。
いろんな調味料を食べていますが、ここまで忙しい味見体験はあまり記憶にありません。
そのくらいいろんな味が詰め込まれている面白い調味料だと思います。
正直、最初は「ん?」と少し戸惑いましたが、かなりクセになりそうな予感です。
チャムソースを使って料理してみた
ということで、実戦。
今回は、鶏胸肉のチャーシュー風(withホットクック)と、シンプルなサラダドレッシングの2つを試してみました。
チャムソースで鶏むね肉のチャーシュー風

まずはホットクックを使って鶏むね肉のチャーシュー風を作ってみました。
味付けは、いさぎよくチャムソースのみ。
鶏むね肉100gに対してチャムソース大さじ1杯を目安に約30分漬け込み、ホットクックで両面を加熱してみました。
(フライパンやお鍋でも同様に作れると思います)
調理中、ちょっと独特な香りが漂い「大丈夫かな?」と少し心配になりましたが、できあがる頃にはその心配も解消。食欲をそそる良い香りに。
実際に食べてみると、酸味はほぼなくなり、甘じょっぱさが引き立つ絶品の醤油だれ風の味に!
ユーリンチーを思わせるような、いやいやバルサミコ酢を思い起こすような… ともかくコク深い味わいで、めちゃめちゃ美味しい。
お酢も酸味が飛んだとはいえ、鶏むね肉を柔らかく、しっとり仕上げてくれて食感も抜群でした。
いやはや、我ながら「チャムソースの良い使い方が一発で見つかった」と太鼓判です。最高。
お好みで、すりおろしニンニクや刻み玉ねぎなどを一緒に漬け込むと、さらに風味が増して美味しくなるかもしれません。
- 鶏むね肉(かたまり) 400g
- チャムソース 大さじ4
- ビニール袋に鶏むね肉400gとチャムソース大さじ4杯を入れ、袋の口を閉じて冷蔵庫で30分ほど漬け込む
- 漬け込んだ鶏むね肉を取り出し、皮目を下にしてホットクックの内鍋に入れる
- ホットクックのメニューNo.239「さっぱり鶏ももチャーシュー」を選んでスタート
- 加熱が終了したら、鶏むね肉を裏返し、さらに10分間延長して加熱
- 出来上がったチャーシューをお皿に盛り付け、内鍋に残った煮汁をかければ完成
レタスサラダのドレッシング

付け合わせとして、チャムソースをサラダのドレッシングとしても使ってみました。
レタスにそのままチャムソースをかけただけなんですが、これもまた美味しい。チャムソースの爽やかな酸味と醤油の風味が、シャキシャキのレタスと絶妙にマッチしました。
豆腐にかけても美味しいでしょうし、他の温野菜などとも相性が良さそうです。
まとめ
今回は、韓国の調味料「チャムソース」をレビューしてみました。
ちょっとクセ的なものを感じなくもないのですが、色々な料理に使えそうで、一本あると何かと便利で重宝しそう。
特に、今回試した鶏むね肉のチャーシュー風のように、お肉料理との相性は抜群だと感じました。
たぶん、加熱せずにいただくのがチャムソースの楽しみ方としては王道なんでしょうけど、個人的には加熱することで本領を発揮するんじゃないかなあと思いました。
いつもの料理に少し変化を加えたい時や、新しい調味料に挑戦してみたいという方は、ぜひ一度チャムソースを試してみてはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。

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