こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
この記事では公式レシピには載っていないホットクックの2段調理のアイデア集を紹介します。
ホットクックの2段調理を活用すれば、一撃で複数の料理が完成!
多少、仕上がりに劣るところはありますが、効率重視ならかなり便利にホットクックを活用できるはず。
手堅い定番メニューから、自己責任ご容赦のチャレンジレシピまでたくさん紹介していきますので、参考にしてみてください。


はじめに:そもそも2段調理って何?

2段調理とは簡単に言うと「ホットクックで2種類のメニューを同時に調理できる機能」のことです。
内鍋と蒸しトレイに別々の料理をセットして加熱をし、蒸気を使って蒸しトレイの食材にも火を通します。
これは何か特別な裏技というわけではなく、公式にも採用されているれっきとしたホットクックの使用法。公式レシピ集にもアイデアが載っています。
なお、2段調理について詳しくは、以下の記事で紹介しています。こちらもあわせてご覧ください。

それでは以下、公式とは別の2段調理のアイデアレシピを紹介していきます。
1. シュウマイ定食(スープ・ご飯・チルド焼売)
まずは定番のスープ+おかずメニュー、シュウマイ定食です。
冷凍しておいたお米の解凍も一緒に行えば一石二鳥。我が家では、夫がランチによく作っています。
スープの味付けはお好みでどうぞ。青菜の代わりにワカメでも良いと思います。
- ★青ネギ(冷凍OK) 一握り
- ★チンゲンサイなど青菜(冷凍OK) 一握り
- ★しめじ(冷凍OK) 適量
- ★鶏ガラスープの素 小さじ2
- ★しょうゆ 小さじ2
- ★水 300ml
- 冷凍ご飯 約130g
- チルドシウマイ 1パック
- ホットクックの内鍋に中華スープの材料(★)をすべて入れる
- 蒸しトレーに冷凍ご飯とチルドシウマイをのせる
- ホットクックに内鍋→蒸し器の順にセットする
- メニューNo.262「点心セット」で加熱する
より詳しい手順は上述した動画をご覧ください。
2. 蒸し野菜&シュウマイセット(1.6L/2.4L専用)
スープだけでなく、蒸し野菜でも2段調理は便利です。
- 内鍋に蒸し野菜+蒸しトレイでシュウマイなど蒸し物おかず
- とうもろこしやナスの大量蒸し
などアイデア次第でいろいろできますよ。
- もやし 1/3袋
- お好きなきのこ 適量
- 水 100ml
- チルドシウマイ 1パック
- ホットクックの内鍋に蒸し板をセットし、もやしときのこを乗せる
- 水100mlを注ぎ入れる
- 蒸しトレイにチルドシウマイをのせる
- ホットクックに内鍋→蒸し器の順にセットする
- メニューNo.261「蒸し野菜」で加熱する
より詳しい手順は上述した動画をご覧ください。
なお、2段蒸しをする際は「蒸しトレイ」と「蒸し板」がそれぞれ必要です!
蒸し板をお持ちでない場合は、1.6L/2.4L限定にはなりますが、動画でも紹介しているビタクラフトのスチームプレート15cmがおすすめです。耐久性も高く、ストレスフリーでガンガン使えます。


3. モーニングセット(味噌汁・目玉焼き・蒸し野菜・ウインナー)
スープ+おかずの応用編でおすすめなのがモーニングセット(朝食セット)です。
お味噌汁の具やおかずはお好みでどうぞ。便利ですよ。
- 長ネギ 1/3本
- 豆腐 150g
- 乾燥ワカメ 適量
- 水 400ml
- ほんだし 小さじ1
- 味噌 大さじ1
- 卵 2個
- ウインナー 4本
- 冷凍ブロッコリー 4個
- 内鍋に味噌汁の具材(長ネギ、豆腐、乾燥ワカメ)、ほんだし、水を入れる
- 蒸しトレーにアルミホイルで皿を作り、おかず(卵、ウインナー、冷凍ブロッコリー)を乗せる
- 手動設定→スープを作る(まぜない)→5分加熱
- 加熱後、蒸しトレーを外し、味噌汁に味噌を溶かす
詳しい写真付きのレシピは以下の記事でご覧ください。

4. 白身魚の甘酢あんかけ(蒸し魚+甘酢あん)
2段調理を使えば、白身魚の甘酢あんかけも一撃です!
これ、フライパンだと結構面倒なんですが、ホットクックならラクラクです。
動画ではサバを使っていますが、タラなどお好みの白身魚でどうぞ!
- 水 150ml
- 醤油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- 酢 大さじ2
- 水溶き片栗粉 大さじ1分
- 人参(冷凍OK) 40g
- パプリカ(冷凍OK) 40g
- 玉葱(冷凍OK) 40g
- 白身魚の切り身 2切れ
- 内鍋に人参、パプリカ、玉ねぎを入れる
- 片栗粉以外の調味料を全て入れる
- 水を入れ、軽く混ぜておく
- 蒸しトレイにアルミホイルを敷き、魚の切り身を乗せる
- メニュー番号263「イタリアンセット」で加熱
- 加熱後、蒸しトレイを取り出し、内鍋に水溶き片栗粉を入れ餡にする
- 魚に餡をかけて完成
5. みたらし団子(お団子+みたらしあん)
ホットクックの2段調理は、和菓子作りにも応用できてしまいます。
たとえば、みたらし団子。内鍋でみたらしあんを作りつつ、おだんごを蒸しあげることもできます。
手作りの団子も美味しいですよ。よかったらお試しください。
- だんご粉 200g
- 熱湯 180ml
- 醤油 大さじ3
- 砂糖 大さじ5
- 水 150ml
- 水溶き片栗粉(片栗粉大さじ1+水大さじ1)
- だんご粉と熱湯をボウルで混ぜ、手でこねて16~17個に丸める
- 蒸しトレイにクッキングシートを敷き、1 の生地を並べる
- 内鍋に醤油・砂糖・水を入れて混ぜ、蒸しトレイをセット
- メニュー番号No.263「イタリアンセット」で加熱
- 加熱後、タレに水溶き片栗粉を加えてトロミをつける
- 団子を冷ましてから、丸く整形し直す
- みたらしをお団子へかけて完成
詳しい写真付きのレシピは以下の記事でご覧ください。

6. さっぱり鶏ももチャーシュー&マカロニサラダ
このあたりからチャレンジレシピの紹介に入っていきます。
まずは「さっぱり鶏ももチャーシュー(公式)」と「マカロニサラダ」の組み合わせ。
メインと副菜を一発で作れるので、とても有用だと思います!におい移りも意外と気になりませんよ。
- 鶏もも肉 2枚(500g)
- 味ぽん 大さじ3
- 水 大さじ2
- 生姜チューブ 適量
- にんにくチューブ 適量
- 赤唐辛子 適量
- サラダマカロニ(8分ゆで) 100g
- 水 200ml
- 砂糖 小さじ1
- 塩、黒胡椒 少々
- マヨネーズ 大さじ3~
- ハム 3枚
- きゅうり(塩もみ) 1/2本
- コーン 適量
- 内鍋に鶏ももチャーシューの調味料を入れてシリコンおたまでまぜる
- 鶏もも肉を皮面を下にして入れる
- アルミ鍋にマカロニと水を入れて混ぜ、マカロニ全体に水をなじませてから平らにする
- 内鍋を本体にセットし、さらにアルミ鍋をのせた蒸しトレイにセット
- メニュー番号239「さっぱり鶏ももチャーシュー」で加熱
- 加熱完了後、マカロニをまぜてバラバラにしたらアルミ鍋に入れたまま10分おいておく(余熱で柔らかくします)
- 同じく鶏もも肉は裏返して煮汁に10分、漬けておく
- 10分後、アルミ鍋の底に水が残って入れば水切りして調味料と具材を混ぜる
より詳しい手順は上述した動画をご覧ください。
7. 炊飯&かぼちゃの煮物
続いては「炊飯」と「カボチャの煮物」の同時調理です。
これもアルミ皿を活用することで、ご飯への液垂れを防いで、味が混ざらないようにしています。
- かぼちゃ 200g
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 米 2合
- かぼちゃ200gはピラーでざっくり皮を剥き、小さめ(2cm角)に切っておく
- 洗ったお米2合を内鍋に入れ、2合線まで水を入れる(2合が上限)
- アルミ皿に切ったカボチャ、各調味料をあわせたものを入れる
- アルミ皿を蒸しトレイにセットし、内鍋と一緒にホットクックにセット
- カテゴリ→2段調理→「炊飯(2合)&おかず」で調理を開始
より詳しい手順は上述した動画をご覧ください。
8. 炊飯&カレー
さあ、だんだんとチャレンジレベルがアップしてきましたね。
もはや完全に自己責任領域。ご飯2合の炊飯&カレーの同時調理です。
炊飯の蒸気で、アルミ皿に入れたカレーを温めるというパワープレイです。
※アルミ鍋以外にもシリコン皿などを試しましたがうまくいきませんでしたので、薄手のアルミ皿をご利用ください。
- お米 2合分
- 水 2合ラインまで
- 人参 40g(1/4本)
- 玉葱 40g(1/4個)
- ジャガイモ 40g(1/2個)
- ウインナー 2本
- 固形カレールー 2かけ
- 水 200ml
- 洗ったお米2合を内鍋に入れ、2合線まで水を入れる(2合が上限)
- アルミ鍋にカレーの材料をすべて入れ、蒸しトレイに乗せてホットクックに設置する
- カテゴリ→2段調理→「炊飯(2合)&おかず」で調理を開始
- 加熱後、カレーを手でかき混ぜ、ルーを溶かす
より詳しい手順は上述した動画をご覧ください。
9. まさかの3段調理!炊き込みご飯&蒸し鮭&ポテトサラダ
最後に紹介するのは、エクストリームレベル。限界突破のチャレンジメニュー。
炊き込みご飯&蒸し鮭&ポテトサラダの3段調理です。(我ながら頭のネジがぶっ飛んでいます)
完全に実験レベルです。もしやってみたい…という場合には、自己責任にてお願いいたします…。
詳しいレシピや手順は動画をご覧ください。
なお、炊き込みご飯に利用している「白えび万能調味塩」についてはこちらで詳しく紹介します。激オシです。


まとめ
以上、ホットクック2段調理のアイデアまとめでした。
2段調理を活用すれば、ホットクックがさらに便利になること間違いなしです。
このまとめが何かの参考になれば嬉しく思います。
なお、当ブログではホットクックの人気レシピやメニュー番号一覧なども紹介しています。以下の記事もぜひチェックしてみてください!



