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「無限さっぱりスパイス by 味ぽん」を実食&正直レビュー!新感覚の粉末調味料を試してみた

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いやあ、これまた面白い調味料を見つけました。

ミツカンから2025年2月に新発売された「無限さっぱりスパイス™ by 味ぽん」。そう、味ぽんの粉末版です。

あの味を手軽に振りかけられるとあっては、もう試すしかない!

ということで、今回はそんな「味ぽん粉末」を実際に購入し、味の特徴から使い勝手までじっくりレビューしてみました。

口コミが気になる方は参考にご覧いただければ嬉しいです!

目次

無限さっぱりスパイス by 味ぽんとは?

こちらが今回ご紹介する「無限さっぱりスパイス™ by 味ぽん」です。

ミツカンの調味料「味ぽん」を粉末化した商品で、名前のとおり“無限にさっぱり食べられる”ことをコンセプトにしているそう。パウダーだから、揚げ物や焼き物のサクサクを守りつつ、味ぽんの酸味や香りをプラスできるという優れものです。

発売は2025年の2月。全国のPPIH(ドンキホーテ、アピタ、ピアゴなどドンキホーテグループ)限定で先行販売されています(※一部、取り扱いのないお店もあるとのこと)。内容量は65gで、気になる価格・値段は498円(税別。通常の液体味ぽんに比べるとお高めです。

公式サイトはこちらからどうぞ。
mizkan【無限さっぱりスパイス by 味ぽん】粉末スパイスタイプの味ぽんが誕生!

味ぽん粉末を開封してみました

ということで開封。キャップをあけた振り出し口はこちら。

コンセプトだと思うんですが、従来の味ぽんボトルと同じ形状をしています。芸が細かくてびっくり。

いわゆるスパイスボトルの振り出し口ではないので、振り加減で量を調整しづらい懸念もありますが、面白いなあと思います。

味ぽん粉末、そのまま食べてみた

中身をお皿に出してみました。

そのまま食べると、醤油の塩味を酸味でキュッと引き締めた、あの味が舌先を刺激。続いて、柑橘の香りが鼻を駆け抜けます。思わず「たしかに味ぽんだ!」と納得。さすがの再現度です。

なるほど、これならベシャベシャになることもないし、揚げ物やお弁当など「できるだけ水分を足したくない場面」で使いやすそう。いや、すごい技術。

…という感じで、そのまま「へえー」と思いながら、ふたくち、さんくちとパクパク。

すると、次第に「あれ、結構ジャンクじゃね?」という印象が強まってきました。例えるならポテトチップスっぽい感じ。具体的には、湖池屋の「すっぱムーチョ」にものすごく近いなと気づきます。

「おや」と思って原材料を見たところ、唐辛子やにんにくの文字が。なるほど、そのまま味ぽんを粉末化したのではなく、シーズニング用にカスタムがされていたようです。それはジャンクっぽくもなりますね。

料理につけて使ってみました

鶏皮のパリパリ焼きにつけてみた

で、本題の料理での実食です。

まず試したのが、ヘルシオオーブンで作った鶏皮のパリパリ焼き。

この手の揚げ焼き料理に普通の味ぽんを使うと、どうしても液体を吸って食感が失われがち。でも、この無限さっぱりスパイスなら、そこを解決できるのでは?と期待して振りかけてみました。

結果はというと、大正解

サクサク感が損なわれることなく、鶏皮の脂っこさを酸味がキュッと引き締めてくれました。最高。

…ただ、どうしたことか、ちょっと物足りない

確かに味ぽんの風味はするんですが、素材の味や香りの方が勝ってしまっている

結果、ついついもう1〜2振りしてしまいました。かなりドッサリかけて、ようやく液体の味ぽんをちょっとかけたのと同じくらいの濃さになりました。うーん、これはちょっと量を使わないといけないパターン?

餃子・ポテトフライ・ゆで卵につけてみた

ということで、続いては「餃子」「ポテトフライ」「ゆで卵」で実験。すっぱムーチョっぽさが合いそうなものをチョイスしてみました。

まず餃子。相性は抜群で、きちんと美味しい!液体よりも食感が保たれている感じもします。素晴らしや。
…ただ、餃子は味も香りも強いため、少量では正直力負け。やっぱりドサッとかける必要がありました。加えて、粉末ゆえに味が行き届かず、味ムラに感じてしまったりも…。

次はポテトフライ。しゃかしゃかしてまぶした結果、これは大正解!それこそすっぱムーチョを彷彿とさせるスナック感のある味わいでした。こちらに関しては粉との相性も抜群で、液体では再現しづらい「食感と風味の両立」ができたと思います。ポテト好きの方はぜひお試しを。

そして最後にゆで卵。液体だと黄身に味ぽんが染みて濃くなりがちですが、粉ならそういった心配もなく、味のコントロールがしやすかったです。がしかし、ここでもやはり、ちょっと力負けは否めず。少量だと黄身の風味に負けてしまうので、そこそこの量をかけつつ食べました。

総評:良い商品。だけど…

ということで、液体の味ぽんをパウダーにした「無限さっぱりスパイス」。

サクサク食感を維持したまま酸味とコクを足せるという点で、かなり画期的だと感じました。味も香りも抜群でさすがのクオリティですし、用途も幅広そう。特に揚げ物やお弁当のおかずがベチャッとしないのは大きなメリットだと思います。

ただ、気になったのはコスパ面

65gで約498円と、通常の味ぽん2本分くらいの値段がする。なのに、たっぷり使わないと物足りなく、どうしても量が求められる。ここは、いくらハイクオリティといえど痛し痒しな印象です。

また、味を出すために量が必要なので、炒め物などの調理用途としては躊躇してしまいそうな点も気がかり。

我が家では「ベチャつきがちな、ホットクックの炒め物で使えたら」と思って買ったのですが、実際のパワーバランスやコスパを考えると、液体味ぽんの代用として炒め物などに使うのはちょっと厳しいかな…というのが本音です。

今回ご紹介したような、後付けの「ふりかけ」「味変」的な使い方が中心になりそうな予感です。

おわりに

以上、「無限さっぱりスパイス™ by 味ぽん」のレビューをお届けしました。

コスパはちょっと気がかりですが、味ぽんをこよなく愛する方や、水分が苦手な揚げ物・焼き物メニューに酸味をちょい足ししたい方は、一度試す価値ありだと思います。使えば使うほど「こんな料理にも合うかも!」と想像が広がるアイデア商品ではないでしょうか。

2025年2月時点では、ドンキホーテ系列の店舗で販売されています(ネット通販などではまだ出ていません)。

店頭で見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数3.6万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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