こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
ホットクックを買う前も、買ったあとも気になる「内鍋のフッ素コート加工の耐久性」問題。
実際、何年くらいもつのか?コゲつくようになるのか?などなど、気にされている方も多いかと思います。
そこでこの記事では、ホットクックのフッ素コート加工の内鍋を丸4年、ほぼ毎日使った結果どうなったのか。
新品の内鍋と比較しながら写真付きで紹介してみます。
実際に使い古した内鍋と新品の内鍋でホットケーキを作り比べていますので、ぜひ参考にしてみてください。
丸4年酷使したホットクックの内鍋の状況
えぐった穴、そして「たわみ」が…
さっそく我が家のホットクックの内鍋の現状をご覧いただきましょう。
こちらが、使い始めてから丸4年、通算で1,500~1,700回程度は使ったであろうホットクックのフッ素コート加工内鍋です。
はい、だいぶ酷使したこともあってボロボロでございます。
まず大きな穴が空いていてサビ?のようなものが目立ちますね。
これ、なんで穴があいているかというと、購入して間もない頃、金属製のおたまをガシガシと使ってしまったことがありまして。その時にエグってしまったのが原因です。なので、普通に使っていればここまでには至らない、かもしれません。
そして、その残念な穴を中心にして、鍋底にはシワのような「たわみ」も見られます。これは推測ですが、穴の部分から水分なりが侵食してもろくなっているのかもしれません。ちょっと硬いもので引っかけたら、ペリペリッと剥がれてしまいそうです。リスキー。
※一瞬脱線しますがホットクックでは硬いおたまやターナーの使用はおすすめしません。シリコン製のものをぜひ。導入は早ければ早い方がいいです。いや、本当に。
新品の内鍋と比較してみた
新品の内鍋と並べて比較してみると以下のとおり。
その差は一目瞭然ですよね。内鍋ちゃん、最初はこんなにツヤツヤなんですね。丸4年という年月の重みを感じます。
当たり前ですが、新品は外側もものすごく綺麗です。
使って丸4年。コゲつきはどうなのか?
さて、そんなわけで見た目は傷みに傷んでいる丸4年選手のフッ素コート鍋。
実際にコゲつきやこびりつき具合がどうなのか。実用に耐えるのか。気になりませんか。
ということで、実際に新品と4年ものそれぞれでホットケーキを焼いて、焦げ付き具合を比較してみました。
今回、使用したホットクックは、2020年発売の1.6Lサイズ「KN-HW16F」。
レシピは、ころさんの「喫茶店のようなふんわりホットケーキ」※です。(油を使っています)
※ものすごく美味しく焼けて超絶おすすめです。詳細レシピは、ぜひころさんのブログをご覧ください。
新品のフッ素コート内鍋の場合
まずは、新品のフッ素コート内鍋でホットケーキを焼いてみた結果がこちら。
さすが新品。まったく問題ありませんね。
まるで、絵本「ぐりとぐら」に出てくるような、つるんとした美しい焼き上がり。とっても気持ちよく調理ができました。
丸4年使ったフッ素コート内鍋の場合
次に、丸4年間使い込んだ、フッ素加工が剥がれた内鍋でホットケーキを焼いてみた結果がこちらです。
こげつき・こびりつきが怖くて、もうこの内鍋でホットケーキなんて久しく焼いていなかったのですが、結果はというと…
…あれ?意外とキレイでは?
はい。意外なことに、ほとんどこげ付きやこびりつきは見られませんでした。Wow。
油を使っているとはいえ、これは素晴らしい。
もちろんよく見るとアラはあります。フッ素加工が剥がれた部分が、ホットケーキの表面に形として残ってしまっていますし。ただ、正直もっとひどい状態を想像していたので、この結果は予想外でした。(めちゃめちゃ褒めています)
4年間、ほぼ毎日使ってきたにも関わらず、このクオリティ。まだまだ現役でいけるかも?と思わず考えてしまうほどでした。
(けど、さすがにもう鍋底が剥がれてきてるんで、もう引退かなあと思います…)
まとめ
以上、丸4年間、毎日のように使い込んだ我が家のホットクックの内鍋がどれだけ傷んだかの紹介でした。
結論をざっくりまとめます。
・4年、1,500回以上使っているわりにはこげつかない
・ただし、鍋底が剥がれるなど継続利用にはリスク
・つまり1,500回使えばさすがに厳しい
1日1回ですとか、週に数回くらいの使用であれば、そうそう1,500回も使うことはないと思います。なので、そうすぐに内鍋を買い替える必要はないかと思います。
つまり、ホットクックの内鍋は数年単位で快適に使える。はず。これが結論です。
とはいえ、うちのようにフッ素加工が大きく剥がれるなど、見た目にも劣化が目立つようになってきたら、使用回数や年数にかかわらず、新しい内鍋への買い替えを検討したほうが良いでしょうね。目安として参考になれば幸いです。
ちなみに、内鍋を長もちさせたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。役立つかもしれません。
おしまい。