こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
「ホットクックはノンフライヤーの代わりになる?」
「ホットクックで唐揚げや天ぷらみたいな揚げ物は作れるの?」
…と気にされている方、結構多いですよね。
結論からいうと、残念ながら2025年2月現在の機種では、ホットクック単体で揚げ物を作るのは難しいんです…。
一体どういうことなのか、何とかそれっぽいことはできないのか、この記事で詳しく説明していきます。
結論:ホットクックで揚げ物はできない

繰り返しになりますが、2025年2月現在、販売されているホットクックでは揚げ物は作れません。フライヤーの代わりとして利用はできませんのでご注意ください。
ホットクックには、食材を高温の油で「揚げる」機能が搭載されていないからです。
そのため、唐揚げや天ぷら、ポテトフライにエビフライ、とんかつなどなど、いわゆる揚げ物料理はホットクック非対応となります。別途、コンロを使って揚げるかノンフライヤーなどで仕上げるかが必要です。
※「じゃあホットクックって何ができるの?」という方は、以下の記事をあわせてご覧ください。

なぜホットクックでは揚げ物ができないのか

ホットクックで揚げ物ができない最大の理由は、油を170〜180℃以上に熱して食材をカラッと揚げる機能がないためです。
ホットクックは、密閉した庫内で「蒸気センサー」と「温度センサー」を利用して、煮たり蒸したりする加熱が得意。フライヤーや鍋のように、大量の油を安全に高温でキープする構造にはなっていないんですね。
実際に取扱説明書にも、多量の油を使う料理は行わないよう書かれています。揚げ物調理は想定外の機器ですので、チャレンジも含めて控えておくのがおすすめです。
ホットクックで揚げ物っぽい料理を作る方法はある?
厳密に「揚げる」ことはできませんが、少量の油を使った「揚げ焼きもどき」くらいなら、なんとかできなくはありません。
ただし、油の量が多すぎるといろいろリスクも高くなってしまうため、やはりあまりおすすめはできない…というのが長年利用していての正直なところです。そのため、次の章で紹介するように「揚げ物のアシスト」として使うのが現時点では良いと思います。
なお「どうしてもホットクックのような機械に揚げ物を任せたい!」という方は、アイリスオーヤマから発売されている「シェフドラム」を検討すると良いかもしれません。シェフドラムは揚げ物に対応しており、唐揚げやコロッケを上手に作れます。
揚げ物目的ならシェフドラムがありかも!

参考:ホットクックで「ポテトコロッケの具」の作り方
アシストの具体例として、ポテトコロッケの具を紹介します。
ジャガイモをゆでてつぶす工程を自動で行ってくれるので、かなり楽ですよ。
※2021年発売の「KN-HW16G」「KN-HW24G」以降のモデルが対象です。(Withシリーズ除く)
皮付き!ポテトコロッケの具の材料(6個分)
- 玉ねぎ(みじん切り):150g
- ジャガイモ(12等分):450g
- 合びき肉:100g
- バター:15g
- 牛乳:大さじ2
- 塩、胡椒:少々
- ターメリック:少々
皮付き!ポテトコロッケの具の作り方
- まぜ技ユニットをホットクック本体にセットする
- 内鍋に上記の材料を順番どおりに入れ、本体にセット。
- メニューを選ぶ→メニュー番号で探す→No.388「ポテトコロッケの具」で加熱
- 取り出したら整形し、薄力粉・卵・パン粉をまぶし、コロッケとして揚げる
このように、ホットクックに下ごしらえを任せて具を用意し、最後にガスコンロやオーブンなどで衣を付けて揚げる(またはノンフライ調理する)といった使い方もできます。揚げ物は難しくても、下味や下ごしらえをホットクックでアシストすることで、手間を大幅に減らせるはずですよ。
まとめ
ということで、残念ながらホットクックは揚げ物に対応していないよ、というお話でした。
2025年2月時点の機種では、唐揚げや天ぷらなどをホットクック“だけ”で作ることはできません。本記事で紹介したように、コロッケ具材づくりのような“アシスト役”としての活用をメインで考えましょう。
参考になるものがあれば幸いです。
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