こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
この記事では、ホットクックの「保温機能」に関するさまざまな疑問をQ&A形式で解説します。
温度や時間、安全性、電気代など、ホットクック初心者や購入検討者にも役立つ情報を端的にまとめています。
気になる疑問をサクッとチェックしてみてください。

Q. ホットクックの保温機能とは?やり方は?

ホットクックの保温機能は、調理後の料理を温かいままキープしてくれる機能です。やりかたは簡単で、本体についている「保温ボタン」を押すだけです。
煮込み料理やスープ、カレーなどをいつでもアツアツで楽しめるのが最大のメリット。調理完了時に自動で保温へ移行するため、帰宅が遅い家族がいても作りたてに近い温度で食べられます。
Q. 保温温度は何度?温度調整はできるの?

ホットクックの保温温度は約70℃前後です。(公式情報では、70℃のプラスマイナス3度程度とのこと)
そして、残念ながら保温温度は固定されており、ユーザー側で細かく設定を変えられる仕様ではありません。
そのため、卵料理や炒め物など、過加熱によって仕上がりが変わりやすい料理だと不向きな場合もあります。注意してください。
Q. 最長で何時間まで保温できる?
ホットクックの保温時間は最長12時間です。
時間が経つと自動的に保温が切れるため、延々と保温され続ける心配はありません。
ただし12時間ずっと保温すると料理が煮詰まったり、野菜が崩れやすくなります。また保温が切れれば当然、料理の腐敗が始まります。
くれぐれも放置のしすぎにはご注意ください。数時間~半日程度を目安に使いましょう。
Q. 保温時間は伸ばせないの?

ホットクックで12時間以上、保温をしたい場合は、保温ボタンを途中で押しなおす必要があります。つまりアナログでの対応です。
保温中もしくは保温終了後に一度取消キーを押し、再度保温ボタンを押してください。
残念ですが、ワンボタンで13時間以上の保温時間を指定することはできません。
Q. 長時間保温すると味や食感はどうなる?

数時間程度なら大きな変化はありませんが、何時間も保温を続けると風味が落ちたり、具材が煮崩れたりする懸念があります。
こまめに様子を見て、早めに食べ切るか、一旦保温を解除して冷蔵保存のうえ再加熱するなど工夫すると、料理を美味しく保てます。
Q. 調理後に自動で保温になるの?

調理完了後、自動的に保温モードに移行するのは「予約調理」のみです。
通常の自動調理・手動調理では、ご自身の手で保温モードに切り替える必要があります。ご注意ください。
Q. 保温中の電気代はどれくらい?
ホットクックの保温は弱火力で温度を維持するだけなので、電気代はお安め。カレー4人分を12時間保温した場合、電気代は約9.9円とされています。
長時間使っても大きな負担にはなりませんが、無駄に保温を続けると味の劣化も進む上、余計な電気代もかかってしまいます。使わないときは早めに保温を切りましょう。
Q. なぜご飯の保温ができないの?

ホットクックは炊飯はできますが、ご飯の保温はできません。
これは炊飯器より高めの温度でしか保温ができず、ご飯を長時間おいしく保つのが難しいからです。
高温で保温すると、ご飯がカサカサになったり、黄ばんだりなど品質を落とす可能性が高く、SHARP社もお米の保温に使わないよう案内しています。炊いたご飯はすぐに食べるか冷凍保存するのがおすすめです。

Q. 食中毒の心配はない?

保温温度が約70℃付近なので、雑菌が繁殖しやすい10~50℃帯を外しています。したがって通常は食中毒リスクは低いと考えられます。
ただしリスクはゼロではありません。12時間以上放置したり、食べきれず何日も常温に置くのは避けてください。
ホットクックの食中毒については以下の記事もあわせてご覧ください。

Q. 保温を活用して調理はできる?

はい、保温を活用した調理も可能です。
例えば、写真にもあるお餅です。
ホットクックでお湯を沸騰させ、そこにお餅を入れて5分ほど保温すると、ちょうど食べ頃の柔らかさに仕上がります。
工夫次第ではいろいろな調理用途にも利用できるかもしれません。
お餅の調理については以下をどうぞ。

Q. 保温しながら別の料理は作れる?
残念ながらできません。ホットクックは1台で1つの鍋しか使えないため、保温中は他の調理を並行して進められません。
新たなメニューを作りたい場合は、鍋を空ける必要があります。
効率を重視する場合は、2台持ちなどを考えるのがおすすめです。

おわりに
以上、ホットクックの保温に関するFAQでした。
ホットクックの保温機能は、煮込み料理やスープを温かく保つのに最適。安全性が高いうえに電気代も安く、遅い時間に帰宅する家族がいても常にアツアツの食事を提供できます。
ただし、お米の保温は苦手だったり、12時間以上の放置による風味の劣化などの注意点もあります。
ポイントを押さえて上手に活用すれば、毎日の食事作りがいっそう快適になるはず。ぜひ活用してみてください!
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