こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
今回は、ホットクックで自動調理メニュー番号を入力したら「該当メニューがありません」とエラーメッセージが出てしまった際の原因と対策についてです。
調理ができず困った…という場合の参考になれば幸いです。
「該当メニューがありません」エラーとは
まず前提として、この「該当メニューがありません」というエラーが何なのかを簡単に整理しておきましょう。
これは、簡単に言えば「何らかの理由で、無線LANの調理メニューが選択できなかったとき」に発されるエラーです。以下がその音声です。(KN-HW24G)
ホットクックには無線LANで配信レシピをダウンロードして調理できる便利な機能が搭載されています。しかし、メニュー番号を入力して調理を開始しようとした際に、ダウンロードがうまくできないと、このエラーが起きてしまうのです。
該当メニューがありませんエラーが起きる原因
では、どうしてこの「該当メニューがありません」のエラーが起きてしまうのでしょうか。原因を詳しく見ていきましょう。
1. お使いの機種が調理したいメニューに対応していない
ホットクックで「該当メニューがありません」と表示される原因として、まず考えられるのが「お使いのホットクックが、そのメニューに対応していない」場合です。
実は、ホットクックは機種によって作れる自動調理メニューが異なります。
例えば、機種のサイズによる違いです。
ホットクックには「No.270 ペンネアラビアータ(1.0L専用)」や「No.134 丸ごとかぼちゃ下ゆで(2.4L専用)」など、特定の機種でしか調理ができないメニュー番号が存在します。対応していないサイズの機種でこの番号の調理を行おうとすると、非対応のためエラーが起こります。
また、サイズだけでなく、機種の性能による違いもあります。
2025年1月時点での最新機種KN-HW24Hでは「チンジャオロース(No.547)」などの強火メニューを調理できるのですが、旧モデルのKN-HW24Gはこのメニュー番号には対応していません。結果、これもエラーが起こります。あとは細かいですが「もっとクック」というオプションパーツが必要なメニューも同様ですね。
ホットクックは代を重ねるごとに機能が強化され、特定の機種にのみ対応した「専用メニュー」が追加されています。そのため、一部の古い機種では作れないメニューが増えてきており、ココロキッチンなど公式レシピには載っているもののエラーになってしまう番号が出てきてしまっている…というわけです。
ちなみに最新のホットクックの自動調理メニュー番号一覧は以下の記事でまとめています。対応機種も載せていますのでぜひ参考にしてみてください。
2. そもそもメニュー番号が存在していない
次に考えられる原因は、入力したメニュー番号がそもそも存在しない場合です。例えば「999」などメニュー番号が存在しない番号を入力すれば、当然ながらエラーが出ます。
あせってメニュー番号を入力すると、案外間違えてしまうものです。メニュー番号を入力する際には、丁寧に確認しながら打ち込むようにしましょう。
3. 無線LANが切れている
こちらは「該当メニューがありません」のエラーとは異なるので参考程度ですが、無線LANに接続できていない場合もやはりエラーが発生します。(「無線LANに接続していません」というエラーメッセージ)
ホットクックはしばしば無線LAN接続が切れてしまいます。もしこのエラーが発生した際には、まずホットクックの無線LAN接続状況を確認してから調理をするようにしましょう。もし接続が完全に切れてしまった場合は、以下の動画を参考に再設定してみてください。
ちなみに、ホットクックのソフトウェアアップデートを行っていないと、無線LAN接続が不安定になることがあります。もし購入後、これまで1回もホットクックのソフトウエアアップデートをしたことがない場合は、以下の記事を参考に実施しておくことをおすすめします(10分程度で完了します)。
該当メニューがありませんエラーが出た場合の対応法
エラーが出てしまってそのメニューが調理できない場合には、代替手段を検討しましょう。
まずおすすめなのが、似たようなメニューキーでの代用です。例えば「No298 にんじんのガレット」はF型以降の機種でしか作れませんが、よく似たレシピの「No284 じゃがいものガレット」は一世代前のE型でも作ることができます。このように旧機種でも作れるキーを探して代用してみるのが王道です。煮る・焼く・炒めるなどの調理方法と、調理時間をヒントに、メニュー一覧から近しいものを探すと良いと思います。
自動調理で良いキーが見当たらない場合は、手動調理機能を使います。煮込み料理であれば「煮物を作る」、炒めものなら「炒める」など、その料理と相性のよい手動調理メニューを選んで調理してみてください。時間は自動調理で近いものにあわせておくと、割とうまくいきます。
「手動調理は不慣れでよくわからない…」という方は、手動調理に特化したレシピ本を一冊用意しておくと良いかもしれません。レシピ本から作りたい料理と似たものを探し、キー選びに参考にすると失敗率を下げられると思います。
おすすめは牛尾理恵さんの「ホットクックだからおいしい!絶品レシピ150」。この本は完全に手動調理に特化しているレシピ本で、紹介されているメニュー数も多く、とても参考になります。興味があればぜひ手にとってみてください。味も良いですよ。
おわりに
以上、ホットクックで発生する「該当メニューがありません」というエラーの概要と対応についてでした。何かの参考になれば幸いです。
なお、どうしても最新のメニューを調理したい、頻繁にエラーが発生して不便を感じる!…という場合には、最新機種への買い替えを検討するのが正直一番だと思います。新しい機種は、より多くのメニューに対応しているだけでなく、調理性能も向上しているので、より快適にホットクック生活を楽しめるようになるはずです。
でも高いんだよね…というときには、家電レンタルサービスの利用もいいかもしれません。家電レンタルとは、一定期間、家電製品を低額で借りられるサービスのこと。実際にしばらく商品を試してみて、気に入ればそのまま購入もできますし、不要なら返品することも可能です。まずは最新機種の使い心地を試してみて判断するのも良いかと思います。
あわせて参考になれば幸いです。
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