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ホットクック公式レシピを全部作る旅 vol.2(メニュー番号No.6~No.10)

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ホットクック公式をぜんぶ作る_番号6から10

ホットクックの公式レシピを片っ端から全部作って、忖度なしのストレートな感想を書いていく試み第2回です。

今回は、メニュー番号No6~No.10の「カレー&シチュー」ゾーン。
「八宝菜」「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」「キーマカレー」「クリームシチュー」「ビーフシチュー」の5つをご紹介します。

前回(No.1~5)はこちら!

企画の趣旨&まとめはこちら!

▼ホットクック公式レシピの自動調理メニュー一覧はこちら!

Contents

ホットクックメニュー番号6「八宝菜」

ホットクック公式メニュー番号6八宝菜
「八宝菜」の寸評

やさしい味に拍車が…

今回のトップバッターは中華の定番「八宝菜」。調理時間は20分。
豚肉、えび・いかなどの魚介、そしてたっぷりの野菜を、醤油と鶏ガラベースで炒めて作ります。

贅沢に材料を使うこともあり、見た目はとても良く、味も美味しいです。

…が、全体的にシャバシャバとしていて薄味な印象で。しかも時間の経過とともに野菜から汁がどんどん出てくるので、作ったらすぐに食べないと、さらに味が薄まっていきます。

薄まったあとの食味は当然悪いので、あまり満足行く感じではなく。適宜、卓上で味を足しつついただきました。

前倒し準備には不向きなため、ジャストタイミングで作る必要があり。かつ味の調整が必要で、材料費も高い…ということで、我が家的にはちょっと好みとあわないレシピでした。

八宝菜のレシピ詳細はこちら

八宝菜の材料(2.4L/4人分)

  • 肉・魚介類 (豚、えび、いかなど) …250g
  • 片栗粉 …大さじ2
  • 緑黄色野菜 (ピーマン、パプリカ、にんじんなど)…300g
  • 白菜 …300g
  • 酒 …大さじ4
  • 薄口しょうゆ …小さじ2
  • 鶏がらスープの素(顆粒) …小さじ2
  • 塩、こしょう …各少々

八宝菜の作り方

  1. えびはカラと尾、背ワタを取っておく。
  2. 肉・魚介類に片栗粉をまぶしておく。
  3. ニンジンは短冊切りに、その他の食材は一口大にカットしておく。
  4. 酒・醤油・鶏ガラ・塩コショウをボールなどでよく混ぜておく
  5. 内鍋に野菜、肉・魚介類、まぜた調味料の順に入れ、本体にセットする
  6. メニュー番号で探す→No.006「八宝菜」でセットする
  7. 加熱後、全体をまぜる

ホットクックメニュー番号7「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」

ホットクック公式メニュー番号7無水カレー
「チキンと野菜のカレー」の寸評

文句なしの絶品!

ホットクックを代表するメニュー「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」です。

以前、当方でホットクックユーザー260人に一番好きな公式レシピをアンケートした際、2位の「豚の角煮」に大差を付けてぶっちぎりの1位を獲得した正真正銘の人気No.1レシピです。

ジャガイモとニンジンは不使用。
トマト、玉ねぎ、セロリを刻み、鶏手羽元と一緒に市販のカレールウで煮込むのですが、この簡単な材料からは想像できないほど本格的な味に仕上がります。

ギューッと凝縮されたトマトの酸味と玉ねぎの甘みに、ほんのり香るセロリがスパイス的なアクセントになっていて、めちゃくちゃ美味しい。鶏肉もお箸で崩れるほどホロホロに柔らかく、カレーとの相性も抜群です。

カレーはフトコロの広いレシピなので、具材や分量を適当にアレンジしても美味しくできます。なので、セロリとか割愛しがちだし、余ってるジャガイモやニンジンも入れたくなります。

が!そこをグッとコラえて、しっかり公式通りに作ることをオススメします。
やっぱりなんだかんだいって、この配合が一番美味しいと思います。

チキンと野菜のカレー(無水カレー)のレシピ詳細はこちら

チキンと野菜のカレー(無水カレー)の材料(2.4L/4人分)

  • トマト(角切り) …3個(450g)
  • 玉ねぎ(みじん切り)…2個(400g)
  • セロリ(みじん切り)…1本分(100g)
  • 鶏の手羽元…8本(1本60g)
  • おろしにんにく、おろししょうが…各適量
  • お好みの市販のカレールウ…4~5皿分

チキンと野菜のカレー(無水カレー)の作り方

  1. 内鍋に野菜→肉→おろしにんにく・しょうがの順に入れる
  2. カレールウは割って、バラけさせてから乗せる
  3. メニュー番号で探す→No.007「チキンと野菜のカレー(無水カレー)」でセットする
  4. 加熱後、全体をまぜる

ホットクックメニュー番号8「キーマカレー」

ホットクックの公式レシピで作ったキーマカレー
「キーマカレー」の寸評

時短で便利!

無水で作る「キーマカレー」。トマト、玉ねぎ、なす、パプリカを大きめにカットして、たっぷりの合いびき肉と市販のカレールウで作ります。

4皿分を2皿分のルウで作ることもあり、味はお優しめ
野菜の水分もしっかり出るので、できあがりも汁汁とした感じになります。なので、ドライ寄りのキーマを想定していると「ちょっと違う」と感じられるかもしれません。

ただ個人的には結構好きでして。味が優しい分、素材の味を楽しめる感じが気に入ってます。ひき肉の味も感じられるし、トロッとしたナスの食感も良いし、パプリカの存在感も◎です。

材料の準備も簡単で、調理時間もわずか20分。パパッと作れて便利なレシピであることは間違いありません
適宜ルゥの量を増やしたり、ソースを足したりして、お好みで味を調整しつつ食べるとかなり活躍してくれると思います。

余談ですが、我が家ではむいた野菜の皮を冷凍して取っておいて、後日、細かく刻んでキーマカレーにしています。

キーマカレーのレシピ詳細はこちら

キーマカレーの材料(2.4L/4人分)

  • トマト(1.5~2cmの角切り)…大1個(200g)
  • 玉ねぎ(みじん切り)…1個(200g)
  • 合びき肉…300g
  • なす(1.5~2cmの角切り)…1本(100g)
  • パプリカ(1.5~2cmの角切り)…1個
  • 市販のカレールウ…2皿分

キーマカレーの作り方

  1. 内鍋にトマト→たまねぎの順に入れる
  2. 1の上に、合いびき肉を崩しつつ入れ、なす→パプリカを乗せる
  3. 材料の表面を平らにならしてから、カレールウを乗せる
  4. メニュー番号で探す→No.008「キーマカレー」でセットする
  5. 加熱後、全体をまぜる

ホットクックメニュー番号9「クリームシチュー」

ホットクック公式メニュー番号9クリームシチュー
「クリームシチュー」の寸評

ルウ不要で美味!だけど…

冬の定番「クリームシチュー」です。
カレー系はルウを使う事が多いのですが、これはルウなしで作る本格派レシピ。

具材は鶏もも・じゃがいも・にんじん・玉ねぎとオーソドックス。薄力粉と、バター、白ワイン、コンソメ、水、牛乳でルウを作ります。

味はばっちりクリームシチューです。鶏もやわらかく、根菜の甘みもしっかり出てちゃんと美味しい。たっぷり入ったバターの香りが食欲をそそります。

「ホントにルウを使ってないの?」と子供に言われる程度には、しっかり本格的な味が出せました。

ただ、市販のルウシチューと比べると、サラサラ・あっさりとした印象。煮崩れたジャガイモが溶け出すのでシャバシャバ感こそありませんが、濃厚というほどもったりとした感じにはなりません。なので好みが少し分かれそうな気はしました。

また、調理工程で「完成3分前に牛乳を入れて仕上げる」というプロセスがありまして。そこでシチューの温度を一気に落としてしまうので、できあがりがだいぶぬるいという弱点もあります。

寒い冬に食べるクリームシチューなのに、できたてホカホカにありつけない…というのはちょっと残念に思ったりもしました。

クリームシチューのレシピ詳細はこちら

クリームシチューの材料(2.4L/4人分)

  • 鶏もも肉(ひと口大カット)…1枚(250g)
  • じゃがいも(4つ切り)…3個(450g)
  • にんじん(乱切り)…1本(200g)
  • 塩、こしょう…各適量
  • 薄力粉…大さじ4
  • 玉ねぎ(くし切り)…1個(200g)
  • バター(小さめカット)…30g
  • 白ワイン…大さじ2
  • 顆粒コンソメ…大さじ1
  • ローリエ…1枚
  • 水…200ml
  • 牛乳…200ml

クリームシチューの作り方

  1. 大きめのビニール袋に、肉・じゃがいも・にんじんを入れる
  2. 1の袋に塩・コショウを加えて下味をつけてから、薄力粉を加え、まんべんなくまぶす
  3. 2を5分ほど寝かせる
  4. 内鍋にたまねぎ、3の中身身、バター、白ワイン、コンソメ、ローリエ、水を入れ、本体にセット
  5. メニュー番号で探す→No.009「クリームシチュー」でセットする
  6. 報知音がなったら牛乳を加えて再スタートする
  7. 加熱後、全体をまぜる

ホットクックメニュー番号10「ビーフシチュー」

ホットクック公式メニュー番号10ビーフシチュー
「ビーフシチュー」の寸評

手間暇かける、オトナの味

カレー&シチューゾーンの最後を飾るのは「ビーフシチュー」

事前にフライパンで牛肉に焼き色をつけたり、材料にもルウは使わず、デミグラスソース、赤ワイン、ケチャップ、コンソメで作りあげていったりと、まさに手間暇をかけた本格的なレシピです。

4皿分で赤ワインを約150ml相当使うこともあり、市販ルウのチープな感じは一切なし。コクが深くて香り高い、ちょっとオトナな雰囲気のある一皿になります。
特別感もありますし、イベント時のごちそうメニューなんかにピッタリではないでしょうか。

ただ、洗い物が必要以上に増えるなど手間がかかってしまう点と、子供ウケする感じではないので、作りどころで悩ましいところはあるかもしれません。(個人的には、だいたいいつもルウを使って、肉も一緒に煮込んでカジュアルに済ませてしまいますね…)

本格的にホットクックでごちそうにチャレンジしたいときにオススメのレシピだと思っています。

ビーフシチューのレシピ詳細はこちら

ビーフシチューの材料(2.4L/4人分)

  • 牛肉(角切り)…400g
  • 塩、こしょう…各少々 ※フライパン用
  • 薄力粉…大さじ2 ※フライパン用
  • サラダ油…大さじ1 ※フライパン用
  • 赤ワイン…大さじ3 ※フライパン用
  • じゃがいも(乱切り)…2個(300g)
  • にんじん(乱切り)…1本(200g)
  • 玉ねぎ(くし切り)…1個(200g)
  • マッシュルーム…8個
  • デミグラスソース缶…1缶(290g)
  • ケチャップ…大さじ2
  • 顆粒コンソメ…小さじ2
  • にんにく(みじん切り)…1かけ
  • 赤ワイン…100ml

ビーフシチューの作り方

  1. 牛肉に塩、こしょうをし、薄力粉を全体にまぶす。
  2. 熱したフライパンにサラダ油を入れて強火で牛肉に焼き色をつけ、赤ワイン大さじ3をかけて沸とうさせる。
  3. 内鍋に肉→野菜・きのこ→調味料の順に入れ、本体にセットする
  4. メニュー番号で探す→No.010「ビーフシチュー」でセットする
  5. 加熱後、全体をまぜる

次のメニュー番号を見る(No.11~15)

次回はNo.11~15「じゃがいものポタージュ/おでん/ポトフ/ひじきの煮物/きんぴら」をご紹介します。
こちらからどうぞ↓

たろすけ

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeTwitterでレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数2万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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