こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
この記事では、ホットクックの内鍋(内釜)に関する疑問やお悩み、よくある質問にFAQ形式でお答えしていきます!
耐久性や、お手入れ方法など、気になる疑問をサクッとチェックしてみてください。
基本編
Q.ホットクックの内鍋にはどんな種類がある?

ホットクックの内鍋には、大きく分けてステンレス製とフッ素コート加工の2種類があります。
発売当初はステンレス製のものが付属していましたが、現在は焦げ付きにくく、洗いやすいフッ素コートが主流です。
(ステンレスの内鍋は、すでに別売りも含めて生産を終了しています)
容量は1.0L〜2.4Lまで複数あり、自分のホットクック本体のサイズに合わせて内鍋を選ぶ必要があります。別売りで内鍋を購入される際は、誤って大きさの合わない内鍋を購入しないようご注意くださいね。
以下、型番ごとにフッ素コート鍋の適合表をまとめています。参考にしてみてください。
形式 | 年式 | 内鍋 |
---|---|---|
KN-MN16H | 2024 | TJ-KN1FBA |
KN-HW24H | 2024 | TJ-KN2FBA |
KN-HW16H | 2024 | TJ-KN1FBA |
KN-HW24G | 2021 | TJ-KN2FBA |
KN-HW16G | 2021 | TJ-KN1FBA |
KN-HW10G | 2021 | TJ-KN05FB |
KN-HW24F | 2020 | TJ-KN2FBA |
KN-HW16F | 2020 | TJ-KN1FBA |
KN-HW24E | 2019 | TJ-KN2FBA |
KN-HW16E | 2019 | TJ-KN1FBA |
KN-HW10E | 2019 | TJ-KN05FB |
KN-HT16E | 2019 | TJ-KN1FBA |
KN-SH10W | 2019 | TJ-KN05FB |
KN-SH16W | 2019 | TJ-KN1FBA |
KN-HW16D | 2018 | TJ-KN1FBA |
KN-HT99B | 2018 | TJ-KN1FBA |
KN-HW24C | 2017 | TJ-KN2FBA |
KN-HT24B | 2016 | TJ-KN2FBA |
KN-HT99A | 2015 | TJ-KN1FBA |

Q.内鍋の互換性は?他の機種でも使える?
上述の適合表からもわかるように、ホットクックは本体のサイズが同じであれば内鍋に互換性があります。
なので、旧式のステンレス鍋を最新機種で使うことも、新型のフッ素コート鍋を古い機種で使うことも、どちらも可能です。なので、たとえば、ステンレス鍋を使っている人がフッ素コートの内鍋だけ別途購入して差し替えることもできます。
Q.内鍋の寿命・耐久性はどのくらい?何年もつ?

ホットクックの内鍋は、意外と長持ちしやすい方だと思います。適切に扱えば3〜5年程度は快適に使えるのではと見ています。
実際に我が家でフッ素コートの内鍋を丸4年、毎日使った結果、コーティング剥がれや傷こそあれど、意外と焦げ付きは少ない状態を保てています。

とはいえ、焦げ付かないとはいえ、コーティングが大きく剥がれてきたら、健康面のリスクも考えて早めに交換するほうが安心です。
ちなみに、金属製のヘラやタワシで強くこするなど、使い方次第で早くダメになってしまうことも。無印のシリコンスプーンなど、フッ素コートを傷つけない調理器具を使うようにしましょう。
Q.ホットクックの内鍋はどこで買える?
ホットクックの内鍋を購入するなら、Amazonや楽天などネット通販での購入が最も手軽でおすすめです。
家電量販店の店頭で在庫されているケースはほとんどありません。
なお、ステンレス鍋の在庫はすでに販売終了しています。
もしどうしてもステンレスを使いたいという方は、中古品などで探すしかないのが現状です。とはいえ、焦げ付きやすさなどを考慮すると、フッ素コートに買い替える方が便利だと思います。



機能編
Q.内鍋はすべての調理に対応している?ステンレスでも大丈夫?

フッ素コートの内鍋は、ホットクックの全メニューに安心して使えます。焦げやすいメニュー(煮詰め系やパン・ケーキ系など)でも、こびり付きにくいメリットがあるので便利です。
なお、ステンレス鍋も基本的には同じように何にでも使えますが、フッ素コートと違ってこびりつきやすいため、スポンジケーキなど焦げ付きやすい料理には向きません。
セパレのような離型油を利用するなどして焦げ付きを抑える工夫を取り入れることをおすすめします。

Q.料理を入れたまま保存してもいい?
ホットクックで作った料理を、そのまま内鍋のまま保存するのは、不可能ではありませんがおすすめはしません。
におい移りや衛生面が心配ですし、フッ素コートの劣化を早める原因にもなりえます。できればIWAKIの耐熱ガラス容器などの保存容器に移して、内鍋をすぐ洗い、清潔な状態で保管するようにしましょう。

どうしても鍋のまま冷蔵庫に入れたい場合は、調理後にホットクック本体から内鍋を取り外し、フタをして保存してください。本体にセットしたままの保存は衛生リスクが高まりますので注意しましょう。

Q.電子レンジにかけても平気?
ホットクックの内鍋を電子レンジに直接かけるのは厳禁です。
ステンレス製もフッ素コート加工も、金属を含んでいますのでやめておきましょう。
Q.ホットクックで加熱する前に熱湯を入れても平気?
調理時間を短縮するために、水ではなく熱湯を注いでホットクックで調理をしたい場合もありますよね。
内鍋の構造としては、先に熱湯を入れても、特段大きな問題はありません。
ただし、料理の仕上がりに影響する可能性がある点には注意しておきましょう。というのも、ホットクックには温度を検知するセンサーが搭載されており、「常温からの加熱」を前提に、自動調理がプログラミングされています。そのため、最初から内鍋が熱されているとセンサーの想定とは違う調理になり、仕上がりに変化が出てしまうかもしれません。
自己責任でお願いします。
お手入れ・メンテナンス編
Q.洗い方は?傷つけないコツがあったら教えて
ホットクックの内鍋を洗う際は、基本的には「洗剤+柔らかいスポンジ」で優しく洗うようにしてください。
フッ素コート加工は耐久性があるとはいえ、強くこすると表面が剥がれてしまう恐れがあります。焦げやすいメニューを作ったときは、お湯に浸け置きして汚れをふやかしてから洗うと手早く落とせると思います。
なお、金属製のタワシやヘラはお控えください。うっかりゴシゴシ擦るとコーティングが削れやすいので要注意です。
Q.内鍋は食洗機で洗える?

公式には、ホットクックの内鍋は食洗機使用NGとされています。
…が、実際のところ、自己責任で食洗機を使っている人も少なくないのが現状です。「食洗機で頻繁に洗っているけど今のところ問題ない」という声も多いですので、意外と大丈夫といえば大丈夫なのかもしれません。
ただし、理屈の上では、食洗機の強力な洗剤によってフッ素が剥がれやすくなるなどの可能性があるため、あまり推奨はできません。以下の記事で詳しく説明しています。あわせてどうぞ。

Q.内鍋にニオイがついて取れない。どうすればいい?
カレーやスパイス系の料理を作ると、どうしても匂いが残ってしまうことがあります。
そんなときは、重曹やレモン水で「煮沸運転」するのがおすすめです。具体的には、内鍋に水を入れ、重曹もしくはレモンを加えてホットクックで加熱してから洗い流す方法です。臭い成分がある程度リセットされてすっきりします。
しっかり対策しても多少は匂いが残りますが、定期的にこのケアをするだけでだいぶ軽減されるはず。匂いが気になる料理を作ったあとは、お手入れをおすすめします。
以下、動画もあります。参考にどうぞ。


Q.内鍋を使わないときの保管方法は?

ホットクックを使い終わったら、しっかり洗ったあと水滴をよく拭き取り、しっかり乾燥させてから保管するようにしましょう。自然乾燥だと、何度も同じ場所に水が溜まり水垢が付着する原因になります。面倒でも布巾でサッと拭いてから収納すると清潔に保てます。
保管場所は本体にセットしたままでも、外して棚に置いておく形でもOKです。
Q.内鍋の持ち手がぐらついてきた
ホットクックの内鍋の持ち手は、ネジで固定されています。
使い続けているうちにゆるみやぐらつきを感じるようになったら、ドライバーでしっかりネジを締め直してみましょう。
もしネジ穴が壊れてしまったり、持ち手がそもそも破損してしまったりした場合には、内鍋ごと交換するしかありません。その場合は、あきらめて購入しましょう。
まとめ
以上、ホットクックの内鍋(内釜)に関する疑問をQ&A形式でお伝えしました。
フッ素コートの扱いやすさはやはり魅力的で、何年も使えるタフさも意外とあります。一方で、強い摩擦や金属製の調理器具などで傷つきやすい面もあるので、優しく使ってあげるようにしてあげてくださいね。



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