こんにちは、たろ夫です。
「もう炊飯器は要らないね」
夫婦でそんな会話をしたのは2台目のホットクック(KN-HW24G)を迎えてすぐのこと。
念願の2.4L。5合炊きの仕上がりに満足した我が家は、即決で炊飯器を捨てました。
あれから一年。
完全にホットクック炊飯に切り替えてみてどうなのか。良かったこと・ちょっと不便なこと、それぞれ感じていることについて、まとめて綴ってみたいと思います…!
- ホットクックの炊飯機能の基本的な仕様(最近の機種)
- 炊飯器からホットクックに乗り換えて良かったこと
- ちょっと不都合に感じてていること
はじめに
まずは前提として、「ホットクックの炊飯機能」と「うちの炊飯環境」について簡単に紹介しておきます。
ホットクックの炊飯機能って?
ホットクックはごはんを炊くことができます。機能をまとめると以下のとおりです。
- 全機種で炊飯OK ※初期の機種は水の浸け置き・蒸らしが必要
- 1.0Lと1.6Lは3合、2.4Lは5合まで一度に炊ける
- 操作は炊飯器と同じで感覚(セットしてボタンを押すだけ)
- 予約炊飯もできる ※20年発売のKN-HWのF型以降
- 保温はできない ※温度調整の問題だそう
初期の機種ではいろいろと注文も多かったようですが、機種とともに進化をしていて、20年発売のF型からは予約炊飯もできるようになりました。保温こそできませんが、炊飯器とほぼ同じ機能が備わりつつあります。
我が家の炊飯事情は?
我が家は少食の3人家族で、炊飯の頻度は月に3~4回ほど。一度に5合まとめて炊いて冷凍保存するスタイルです。なので、もとから保温はしない派です(この習慣は、我が家のホットクック評価に影響してると思います、あしからず)。
現在は炊飯器を捨て、ホットクックのKN-HW24G(21年発売機種)でご飯を炊いています。
ホットクック炊飯にして良かったこと
本題です。炊飯器を捨てて一年、実際に炊飯事情がどうなったかをお話していきます。まずは良かったことから3つ挙げていきます。
1.満足できる炊きあがり
まず良かったのが、炊飯器と同じように美味しくご飯が炊ける点です。きちんとふっくら、ツヤツヤと炊きあがります。
もちろん、「踊り炊き」みたいな高級炊飯器と比べれば劣るとは思います。が、我が家としては炊きあがりに不満を感じたことは今のところありません。炊飯専用の機械ではない中でここまで炊ければ満足です。
2.キッチンのスペース効率があがった
良かったこと2つ目は、キッチンのスペース効率が劇的にあがったところです。
ホットクックと炊飯器はほぼ同じくらいのキッチンの収納スペースを使いますよね。でも、できることはホットクックのほうが圧倒的に多いんです(「かき混ぜ」機能が本当に素晴らしい!)。つまり、炊飯器をホットクックに置き換えると同じ収納スペースでもできることが増える(=効率があがる)んです。
収納で苦労しがちなキッチンにおいて、スペースの効率を上げられたのはかなり嬉しく感じています。
3.炊飯と同時におかずが作れるようになった
これはちょっと例外的かもしれませんが…。3つ目が、ご飯を炊きながら、ちょっとしたおかずが作れてしまう点です。
ホットクックは「二段調理」といって、鍋+蒸しトレイで同時調理ができるんです!これをうまく活用すると、写真のように、炊飯しながらカレーや煮物も作れてしまうんです。
2合までしかできないし、メインになるような立派なおかずまでは作れない等の制限はありますが、我が家では「一石二鳥な炊飯器」として大活躍してくれています。
ホットクック炊飯で不便なところ
そんなわけで総じて満足しているわけなのですが、一方で「ここは不便だな」と思うこともあります。
1.内鍋でお米をとげない
不便なところ1つ目が、内鍋(内釜)で洗米ができない点です。
実はホットクックの内鍋はお米をとげないのですよね…。なので、洗い物が増えて面倒ですが、ボールやザルでお米を研いでいます。ただ、無洗米にすればをこの問題は解消されます。ちょっと浸水時間は必要になりますが、それが気にならないようであれば、無洗米を使われると良いかもしれません。
2.保温ができない
次が「保温ができない」点です。これはホットクック炊飯の最大の短所・デメリットと言えるのではないでしょうか。
SHARPさんの公式情報によると、ホットクックの保温温度が炊飯器よりも高いため不可となっているそうです。
我が家はもともと冷凍派なので、そこまで致命的な欠点と感じているわけではないのですが、とはいえちょっと保温しておきたいなーというときには不便を感じることもあります。
3.炊飯中はホットクックが塞がる
ホットクックでお米を炊飯している間は、他のおかず作りは任せられません。(さきほど「良かったこと」で紹介した方法を使えば、2合まで&ちょっとしたメニューなら作れます。が、非公式だし、ちゃんとしたメイン料理まで任せるのは厳しいです)
なので、ホットクック1台持ちで炊きたてのご飯を食べようと思うと、おかずや汁物は手で作ることになります。
「別におかずくらい手で作るよ」ということであれば良いのですが、もう手で作りたくない!ホットクックに頼りたい!なんて方は、素直に炊飯器と併用するか、ホットクック2台持ち体制がオススメです(2台持ち!?と驚かれるかもしれませんが、複数持っている方、結構多いです)。
我が家のように「お米は冷凍派」であればあまり気にならないと思いますが、ご飯は炊き立て派の場合は炊飯器との併用が無難だと思います。
たぶん炊飯器なしだとかなり使い勝手悪くなると思います。
まとめ(結局アリなの?ナシなの?)
以上、炊飯器を捨ててホットクック炊飯に切り替えて良かったこと・不便に感じることをお伝えしてみました。
我が家の感じたメリットデメリットをまとめるとこんな感じです。
炊飯器捨てるのはアリか?ナシか?についてはケースバイケースだと思いますが、我が家的には以下の見解です。
たしかに炊飯器の代わりになりますし、ホットクック1つあれば炊飯からおかずまでまかなえてしまいます。とはいえ、「代わりになる」ことと「ご飯の支度がしやすいか」はまた別の話です。ご自身のライフスタイルにあわせて、しっかりシミュレーションをしてから、ホットクックに一本化できるのか引き続き炊飯器を使うべきなのか、検討されることをオススメします…!
この記事がホットクックを買おうか悩んでる方や、炊飯器の買い替え・処分を検討中の方の参考になれば嬉しいです。
動画で見る
ちなみに動画でもお話しています。(少し前の動画なので、記事とは少し内容が違うところもあります)
読むよりも聞きたい方は、よかったらこちらからご覧ください。