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これって異音?ホットクックの「変な音」原因と対処まとめ

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こんにちは。ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。

ホットクックを利用していて、ときどき「いつもと違う音がする」と気になったことはありませんか?

異音や変な音がすると「このまま使って大丈夫?」と不安になりますよね。

そこでこの記事では、ホットクックを使用時に聞こえることがある「異音」について、原因と対処法をご紹介します。

「本体の音」「まぜ技ユニット使用時の音」の2つに分けてお伝えします。
・あくまで経験則による情報です。不安な場合はメーカーに相談してください。

目次

ホットクック本体から聞こえる異音

水分が蒸発するような音

「ジュー」「チリチリ…」

原因:

これは、ホットクックの熱板に付いた水分が蒸発するときの音です。
内鍋の外側や、ホットクック本体の熱板に水分が付いたまま調理をすると、その水分が熱せられて「ジュー」「チリチリ」といった音を立てることがあります。

対処法:

そのままにしておけば水分が蒸発して音は自然と消えていきます。

ただ、熱板の汚れや、焦げ付き、最悪の場合は故障の原因になる可能性があります。
調理を始める前に、内鍋の外側や熱板に水分が付着していたら、ふきんなどでしっかり拭いてあげるのがおすすめですよ。

泡が弾けたり吹き出したりするような小さな破裂音

「プスンプスン」「ボッボッ」

原因:

この音は、蒸気口から泡や汁があふれ出る際に出る音です。お鍋でいう「吹きこぼれ」に近いイメージですね。

ごはんを炊くときや、麺をゆでるとき、あるいはジャムを作るときなどに起こりやすく、特に一度にたくさんの量を作ろうとするときに頻発します。

対処法:

上述のとおり、多くの場合は単純な「材料の詰め込みすぎ」が原因

次回からは、作る量を少しだけ減らしてみるといった工夫で解決することが多いです。

ちなみに、吹きこぼれると蒸気口の周りやホットクックの背中側(黒い部分)がかなり汚れます
衛生的にも良くないので、気づいたらキレイにしてあげましょう。

まぜ技ユニット使用時の異音

プラスチックを引きずるような音

「シャリシャリ」「ガガガ

原因:

調理の途中で、まぜ技ユニットのカバーが外れると「シャリシャリ」「ガガガ」といったプラスチックを引きずるような音がします。(外れたカバーごとかき混ぜられるので、カバーが内鍋に当たって大きな音がします)

かなり大きな音なので、すぐに「あれ?何か変だな」って気づくと思います。

対処法:

この音が聞こえたら、すぐに調理を一時停止して、まぜ技ユニットがちゃんとセットされているか確認しましょう。

ホットクックには、まぜ技ユニットのカバー外れに対応するセーフティ機能は搭載されていません
カバーが落ちてもそのまま調理が継続されるので、食材がうまく混ざらなかったり、火の通り方にムラが出たりと、せっかくのお料理が台無しになる可能性があります。

意外とやっちゃいがちなミスなので気をつけてくださいね。調理を始める前に、まぜ技ユニットのカバーやストッパーが「カチッ」としっかりハマっているか確認するクセをつけるとバッチリです。

まぜ技ユニットが引っかかって弾ける音

「パキン!パキン!」

原因:

「パキン!」とか「ガキン!」と表現できるような、いかにも無理な力がかかっていそうな反発感のある音です。

この音は、まぜ技ユニットが具材に力負けしている状態かもしれません。

よくあるのが「材料の入れすぎ」や、ポテトサラダやかぼちゃサラダなど「粘り気がかなり強い料理」を作るとき。
アームの力が具材の量や粘性の抵抗に負けてしまうのか、反発して「パキン」と弾くような音を鳴らすことがあります。

対処法:

経験上、そうすぐに壊れるというわけではないのですが、正直あまり良い音ではありません。

繰り返していると、アームが少しゆるくなるなど、まぜ技ユニットにダメージが蓄積する可能性があります。
(実際、うちのアームは少しゆるくなりました)

原因でも触れたとおり、材料の入れすぎや水分が不足が原因になりがちなので、できれば一度調理を止めて、材料の量を見直したり、少しお水を足してあげたりするのをおすすめします。

飛行機のフラップ音のような高いモーター音

「フィーン」「ヒューン」

原因:

飛行機の機内のような、ちょっと高めの機械音やモーター音は、「高速かき混ぜ機能」が頑張っている音であることが多いです。(G型以降の比較的新しいホットクックでよく聞かれます)

例えば、ホイップクリームやメレンゲなど、まぜ技ユニットがものすごい速さで回転する必要があるメニューで確認できます。

対処法:

上述したような高速回転メニューを作っていて、この音に気づいた際は「頑張ってるね!」と応援してあげればOKです。故障ではないので安心してください

ただ、特に高速で混ぜる必要のないお料理中や、まぜ技ユニットがお休みしているはずのタイミングで妙なモーター音が聞こえた場合は、もしかしたら何か異常があるのかもしれません。その時は、一度使うのをやめて、メーカーのサポートに相談してみるのが良いかもしれません。

SHARP公式の修理窓口はこちら

揺れを伴う大きな音

「ドガガガ!」「ガリガリガリ!」

原因:

まぜ技ユニットのフタが落ちているわけでもないのに「ガリガリ」「ガガガ」といった大きな音や、本体の異常な揺れを確認したら、それはまぜ技ユニット自体が不調だったり、何か問題を抱えているサインかもしれません。

まぜ技ユニットも、長く使っていると内側のバネといった部品がズレてしまい、正常に動作しなくなることがあります。そうすると、見た目はおかしくなくても、このような大きな異音を発してしまうことがあります。

対処法:

まぜ技ユニットの交換が必要になることが多いです。

自分で分解してお掃除することもできますが、原因がよく分からない時や、キレイにしても音がやまない時は、無理しないでパーツ交換するか、メーカーさんに相談するのが一番です。

SHARP公式の修理窓口はこちら

なお、お手元の機種に適合するまぜ技ユニットは、以下の記事で確認できます。必要な際は、あわせてご覧ください。

ちなみに:エラーメッセージにもいろいろあります

余談です。

異音と同じように「大丈夫かな?」とちょっと心配になるのがホットクックのエラーメッセージ

調理しようとしたら「ピピピピピ!」とブザー音がなって戸惑った方もいるかと思います。

エラーメッセージについては、以下の記事で詳しくまとめています。

こちらもよろしければ、あわせて参考にしてみてください。

まとめ

今回は、ホットクックを使っている際に気になる、いろんな「異音」の原因と対処法についてお伝えしました。

ほとんどの場合は、ちょっとしたお手入れや使い方のコツで見直せるものですが、中には「故障かも?」というサインが隠れていることもあります。

食事や安全にも関わることですので、ちょっと怪しいかも…と思ったら、メーカーさんに問い合わせるなどして適切な対処をとるようにしてくださいね。

ご参考になれば幸いです。

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数4万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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