こんにちは、たろ夫です。
いやー、やっちまいました。
ホットクックの熱板にビニール片が落ちているのに気づかずに加熱。溶けたそれが熱板にべったりとくっついてしまいました…。
「えっ、こんなことある!?」と自分でも驚くレベルの大失敗だったんですが、なんとか復旧・対処ができたので備忘としてメモを残しておきます。
もし同じ状況になってしまった方は参考にしてもらえれば嬉しいです。ぐひん。
ホットクックの熱板にビニールが…

ある晩のこと。ホットクックでおやつのホットケーキを作ろうと思い立ちまして。
ホケミの袋をハサミで開封し、卵や牛乳と混ぜて準備をしていたのですね。
別に準備には何の問題もなかったんですが、開封したときのビニール片。こいつがですね、なんとホットクックの内鍋と熱板の間に落ちてしまいやがっていたんですねー。
ここで気づいていればよかったんですけど。残念、そこはグズで有名なたろ夫。気づかずにそのまま加熱しちゃいまして…。
ホットクックの調理終了の合図とともにフタを開けた瞬間、異変に気づきました。
「何だこのにおいは!?」
もう、とんでもないケミカル臭。
おそるおそる内鍋を取り出してみたところ、熱板にベッタリとビニールが溶けて張り付いているではありませんか。なんてこった。
妻(たろすけ)にも怒られ、もう心でべそをかきながら掃除することになりました。
取れない!取れないぞ!!
ホットクックの熱板掃除といえば、メラミンスポンジ。

「まぁ、被害がでかいだけで、メラスポでこすればなんとかなるでしょ」と私も楽観視していましたが、これが大間違い。
熱板が冷めたあと、せっせとこすったんですが、洗剤をつけようが、ジッポオイルを使おうが、ビクともしません。
完全にべったり密着してる。
「詰んだ…?」
「これはヤスリで削るか?」
などなど、物騒な言葉が一瞬、頭をよぎりました。
が、まあ待てと。
元はビニールなんだから、加熱したらいいんじゃね?ということで、加熱しながらの清掃を試すことにしました。
効果絶大!熱板のビニール除去の手順
ということで、しょうもない前置きが長くなりましたが。
色々試行錯誤した結果、ホットクックの熱板にビニールのカケラがべったり溶けてくっついてしまった際には、これがベストな対処法でした。
1.熱板を加熱する

まずはホットクックを加熱して、ビニールを柔らかくします。
内鍋はセットせず、ホットクックの熱板むき出しのまま「煮詰める」で加熱してください。(なんで「煮詰める」かというと、ふたを開けたまま加熱ができるからです)
古い機種で煮詰めるがない場合は、他のメニューで1分ほど空焚きの加熱をするでも大丈夫かと思います。保温キーでもいいかも。
2.ビニールを削ぎ取る

熱板が十分に温まったら、金属製のヘラを使って、張り付いたビニールを削ぎ取っていきます。
さすがに「コゲ」まではヘラでは落とせないので、ビニールを取りきることに注力してください。
ちなみに私は、カトラリーボックスにあったバターナイフを使って作業しました。ビニールが柔らかくなっているので、大した力もいりません。ちょっとカリカリッとしてあげれば、写真みたいな感じでとれていきます。
3.加熱を停止し、冷ます

可能な限りビニールを除去したら、加熱を停止し、ホットクックの底を冷まします。
(この時点でだいぶきれいにはなっていました。あとはコゲつきだけというところ)
4.仕上げはメラミンスポンジでゴシゴシ

熱板が冷めて、触れるくらいの温度になったら、最後はパワープレーです。残ったコゲの部分を、濡らしたメラミンスポンジで力を入れてこすり綺麗にしていきます。
その結果が写真。どうですか。ちょっとアトは残っちゃいましたが、なんとかリカバリはできたんじゃないかなと思います。メラミンスポンジの研磨力はすごい。最高。

そもそも落とさなきゃよかった話
ということで、ホットクックの熱板にビニールが溶けてこびりついてしまったときの対処法でした。
反省も兼ねて対処法をまとめましたけれども、もう本当にね、こうなる前に気をつけるのが一番です。
ホットクックに内鍋をセットする前に、内釜に異物が入っていないか必ずチェックしないとなと。そう改めて決意した次第です。
皆さんも、ビニール片の落下にはご注意を!
おしまい。
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