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一人暮らしにホットクックはおすすめ?いらない?新生活で導入検討中の方へメリットやリスクを紹介

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こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。

新生活シーズン。

  • 一人暮らしの自炊、どうしよう…
  • 下宿する子供の食生活が心配…
  • 単身赴任のパートナーにラクに自炊してほしい…

そんな思いから、ホットクックを検討されている方もいるかもしれません。

ホットクックは食材と調味料を入れるだけで料理を仕上げてくれる魔法のような家電。料理に不慣れな方でも気軽に自炊を始めやすいです。

しかし、相性が悪い方もいて、持てあまされがちなのも事実。

そこでこの記事では、一般的な一人暮らしを前提に、ホットクックのメリットやリスク、導入時のポイントから、おすすめ機種&レシピまでまとめて紹介します。ホットクック導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ホットクックのproシリーズを前提にしており、エントリーモデルのwithシリーズは考慮に含めていません。
proシリーズとwithシリーズの違いはこちらからどうぞ。

目次

一人暮らしにおすすめ?ホットクックってどんな家電?

忙しくても栄養バランスの良い食事がしたい
自炊を続けたいけど、コンロ調理はめんどう…

そんな一人暮らしの悩みを解決してくれるのがホットクック。
ただし、誰にでも完璧にハマるわけではなく、向き不向きがある家電でもあります。まずはホットクックの特徴を見ていきましょう。

そもそもホットクックとは?

ホットクック使用中

ホットクックは、シャープ社が2015年から発売している自動調理鍋です。

2024年7月時点で累計販売台数65万台を突破するなど、自動調理鍋としては異例の大ヒットになっています。

材料と調味料を入れてスイッチを押すだけで、火加減やかき混ぜを自動で行い、料理を仕上げてくれる優れもの。材料を切る以外はお任せできるので、調理中ずっとキッチンに張り付いている必要がなく、ほったらかしでも美味しい料理ができるのが特徴です。

ホットクックの便利さについては以下の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

ホットクックで何ができるの?

ホットクックが一番得意なのは、煮物やスープ・カレー・おでんなどの“煮る料理”。
ほったらかしで、まるで長時間コトコト煮込んだような、絶品料理を作ることができるのが最大の魅力です。

ただ、煮物だけで終わらないのがホットクックの特徴。いかにあげるように、炒め物・炊飯・低温調理・発酵調理などにも対応しており、一人暮らしの「調理器具を増やしたくない」ニーズとも相性が良いといえます。

  • 煮る・煮込む
  • スープを作る
  • 蒸す
  • 茹でる
  • 炊く(炊飯)
  • 焼く
  • 炒める
  • パン・お菓子
  • 低温調理
  • 発酵調理
  • 泡立てる

より詳しくは、以下の記事でも紹介しています。あわせてご覧ください。

一人暮らしにホットクックを導入するメリット

では。一人暮らしでホットクックを導入すると、どんなメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

1.ほったらかし調理で自由時間が増える

上述したように、ホットクックがあれば、料理の火加減やかき混ぜはすべてお任せ。

料理を作っている間は放置でOKなので、キッチンに拘束されることもなく、自由な時間が増えます。勉強や仕事をするもよし、ゲームや趣味をするもよし、寝て待つもよし。気楽に過ごす間に、手料理を仕上げてもらえます。

2.調理道具をまとめられる

ホットクックは煮る・蒸す・炊飯・発酵など、あらゆる調理法に対応しているので、炊飯器やフライパン、鍋をいくつも揃えずに済むのが利点です。

狭いキッチンで収納に困る一人暮らしの方でも、ホットクック一台あるだけで「最低限の料理はこなせる」という安心感があります。

※ただし、揚げ物はできないので期待しすぎにご注意ください。詳しくは、ホットクックで揚げ物はできる?できない?をどうぞ。

3.料理初心者でも失敗しにくい&予約が便利

画像引用:SHARP公式サイト

ホットクックは、実はかなりハイテク。上図のようにセンサーが搭載されており、火加減とかき混ぜを自動で制御してくれるので、設定やレシピを間違えなければ失敗しにくいのも嬉しいポイントです。

また、予約機能を使えば指定した時間に合わせて料理を作ってもらうことも可能です。起床後や帰宅後にすぐにホカホカの料理が食べられるので、忙しい平日でも自炊を継続しやすくなりますよ。

4.栄養価の高い料理を作れる

引用:SHARP社公式サイト

ホットクックは、食材の水分を活用する無水調理が得意。そのため、野菜のビタミンなどの栄養素が溶け出しにくいのがメリットです。

実際、シャープ社の調査でも栄養素の残存量が多くなると発表されています(上図)

一人暮らしは栄養バランスが乱れがちですが、ホットクックを導入すれば簡単に野菜を摂取しやすいのが嬉しいですね。

一人暮らしでホットクックを使うデメリット

一方で、ホットクックには以下のようなデメリット・注意点もあります。
相性が悪いライフスタイルの方は、買っても使わなくなるかもしれません。代表的なところを確認していきましょう。

なお、こちらの記事でより詳しく「ホットクックが向いていない人の特徴」をまとめています。さらに掘り下げて確認したい方はぜひご覧ください。

1.調理時間の短縮にはならない

ホットクックは「調理中ほったらかし」はできますが、実際の加熱時間は短縮されるわけではありません

30分~1時間かかる煮込み料理も多いので、とにかく早く食べたい人には不向きかもしれません(予約調理を使いこなすなどの必要があります)。

あくまで「ながら調理ができる家電」という認識でおくようにしましょう。

2.料理・自炊に興味がないとしんどい

材料は自分で切る必要があります

ホットクックは材料をセットすればほぼ自動ですが、その材料をセットするところまでは自分でやる必要があります。

つまり、食材を切ったり・皮をむいたりといった材料の下ごしらえまでは任せられません

そのため、そもそも自炊にまったく興味がなく、包丁を持つのにも抵抗があるという方とは相性が悪いと言えます。スーパーの総菜や冷凍食品の方が気が楽という方は、ホットクックを置物にしてしまう可能性が高いので注意しましょう。

3.部屋・キッチンが狭い場合は置き場所に困る

画像引用:SHARP社公式サイト

ホットクックは意外とサイズが大きいです。(一般的な炊飯器よりも1〜2回りほど大きいと想定してください)

そのため、都心部のワンルームなどコンパクトな部屋だと置き場所の確保に困るかもしれません。

1.0Lモデルなら比較的コンパクトですが、それでも調理スペースやコンセントの位置に余裕がないと使いづらいため、調理のたびに動かすのが手間で、だんだんと手が伸びにくくなる恐れもあります。

4.洗い物が多いのが面倒

ホットクックは、内鍋・内ぶた・つゆ受け・かきまぜユニットなど複数のパーツを毎回洗浄する必要があります。

感覚的には、炊飯器を洗うのに近い手間です。

食洗機があればだいぶ軽減されますが、一人暮らしでそこまでのキッチン装備を持つのはなかなか難しさもありますよね。そのため、洗い物が苦手な方には、大きなストレスになるかもしれません。

結局、一人暮らしにホットクックはおすすめ?いらない?

要点を端的にまとめると次のとおりです。

  • 炊事に抵抗がなく「食事に気をつかっていきたい!」という方であればおすすめ!
  • 「炊事や片付けが面倒」「外食・惣菜・冷食が多い」という方は買わない方が良いかも…
  • 家が狭い場合も要注意

ホットクックは便利なのは間違いありませんが、そもそも自炊に興味がない人にとっては、場所を取るだけの置物にもなりかねません。大人気とはいえ賛否はある家電ですので、過度に期待しすぎず、ご紹介したような観点を踏まえ、慎重に検討することをおすすめします。

一人暮らしにおすすめのホットクック機種

ここからは、ホットクック導入に前向きな方向けの情報を紹介していきます。一人暮らし向けのおすすめ機種としては1.6Lと1.0Lの2サイズが定番です。

なお、ホットクックの型番やサイズ選びについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてどうぞ。

KN-HW16H(1.6Lサイズ)

1.6Lモデルは2〜4人分の調理を想定した型ですが、一人暮らしでも作り置きができるうえ、内蔵レシピ数が多いのがメリット。部屋のスペースが問題なければ、こちらのサイズを検討するのがおすすめです。

  • 二食分まとめて作ればトータルの手間が減る
  • 1.0Lよりも作れるメニュー数が豊富

ただ最新の2024年モデルは価格が高めなので、型落ち2021年モデルを安く入手するのもアリです。

2024年モデルはこちら

型落ち2021年モデルはこちら

KN-HW10G(1.0Lサイズ)

「あまり作り置きしない」「ちょっとしたカレーや汁物だけ作れれば十分」という方は、1.0LサイズのKN-HW10G(2021年発売)がおすすめ。
価格が抑えめかつコンパクトなので、キッチンが狭い一人暮らしにもフィットしやすいメリットがあります。

1.0Lは2021年発売のG型が最新です

手に馴染むか不安なときはレンタルで試す

ホットクックは安くはないので、いきなり購入して置物にならないか不安という方もいらっしゃると思います。

そんなときには、家電レンタルのRentio(レンティオ)がおすすめ。月額1,000円程度から利用でき、気に入ればそのまま購入できるなど「ちょっと試してみる」には最適です。

具体的な利用方法や注意点は、以下の記事でもまとめています。ぜひご覧ください。

一人暮らしで使い倒す!ホットクック活用のコツ

ホットクックを導入しても、最初の使い方がわからないと結局使わなくなるケースも…。
そこでここでは、一人暮らしの食生活でホットクックをフル活用するためのコツを3つ紹介します。

まずはカレーから慣れていく

一人暮らしでホットクックを購入したら、まずは看板メニューの「チキンと野菜の無水カレー」を作ってみてください

このメニューは「ホットクックは結局あまり活用できていないけど、このカレーだけは継続して作っている」という人が続出するほど人気のメニュー。ホットクックの実力やポテンシャルを確認するにはピッタリです。

ホットクックは安くはない家電なので、いきなりいろいろ手の込んだ料理に挑戦したくもなります。…が、こうしたシンプルな料理から慣らすようにするのが継続のコツです。

暇なときにまとめて作り置きで時短

カレーを作ってホットクックの感覚が掴めたら、次は作り置きに挑戦してみましょう。

一人暮らしで特におすすめなのが、こちらのミートソースの大量作り置き

ホットクックで大量に煮込んだミートソースをジップロックなどの保存容器で小分け冷凍し、レンチンで解凍して食べれば感覚はもはやレトルト。忙しいときの心強い味方になってくれます。

  • ご飯にミートソースをかけて、チーズをまぶしドリア風に
  • スパゲッティをレンチンで茹で、ミートソースをかけてお手軽パスタ
  • 冷食のハンバーグにかけて、ちょっと豪華にしてみたりも

レシピアプリ&コミュニティを活用

画像引用:SHARP公式サイト

ホットクックが生活に馴染んできたら、レパートリーを広げていきましょう。

ホットクックはユーザー数が多く、ユーザーコミュニティができあがっていますWeb検索やSNS検索をかけるとさまざまなレシピが見つかりますので、参考にしながらいろいろな料理を作っていくと良いでしょう。

レシピの探し場所で悩んだら、以下の記事もあわせてご覧ください。

ホットクックと一緒に買っておきたいもの

一人暮らしのミニマルなホットクック利用時に必要なアイテムを厳選して3点紹介します。もしホットクックを導入することになったら、ぜひ一緒に揃えておきましょう。

シリコン製の調理スプーン

ホットクックの内鍋はデリケートなので、金属のスプーンやヘラはNG。シリコン製が長持ちします。
とくに無印良品の「シリコン調理スプーン」はおたまとターナー兼用で使いやすいと評判です。

悩んだら、こちらを買っておけば無難です

IWAKIのふた付き耐熱ガラス保存容器

耐熱ガラス保存容器は作り置きの強い味方。フタごとレンジOKで洗いやすい、丈夫で長持ちと良いことづくめ。
「どんぶり・汁椀・コップ+IWAKI保存容器」があれば、一人暮らしの食器はだいたい足りるとも言われるほど便利です。

3,000円の価値はあります!

専用レシピ本

ネット上のレシピも豊富ですが、手元に一冊ホットクック専用のレシピ本を置いておくと、「こんな料理も作れるんだ」とレパートリーを増やしやすくなります。ホットクックに慣れるまでのスピードもグンと早くなりますので、ぜひ入手をオススメします。

SNS発の大人気レシピ本!1冊選ぶなら迷わずこれ。

Kindle本人気ランキング総合1位獲得(2024年8月12日時点)/SNS発!ホットクックのレシピ本決定版!

おわりに

以上、一人暮らしでのホットクックの活用について、メリット・デメリットや導入のコツを中心にご紹介しました。

一人暮らしの自炊は慣れないうちは大変ですが、ホットクックがあれば以下のようにラクに食生活を整えやすくなります。

  • 火加減を気にせずほったらかしにできる!
  • 忙しい合間でも栄養バランスを確保できる!

ただし、設置スペースや片付けの手間など、向き不向きもあるのは事実。
世間の「便利」という言葉に引っ張られすぎず、ライフスタイルに合うかどうかを慎重に見極めましょう。

この記事が何かの参考になれば幸いです。

なお、以下の記事では、ホットクックを安く手にいれる方法を紹介しています。ご興味がある方はぜひあわせてご覧ください。

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数3.6万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

商品紹介やWEBメディアの制作協力なども行っています。
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