暑い夏が近づいてくると、恋しくなるのがさっぱりとした麺類。
いつものめんつゆも良いですが、たまには「変化球」で楽しんでみるのもまた一興。
…ということで、今回ご紹介したいのが、ダイショーさんから2025年3月に発売された「男梅めんつゆ」。
あの「梅ぇ味」がめんつゆに!?ということで、いったいどんな感じなのか、実際に食べてみた感想を詳しくレビューします!
「男梅」のコラボ商品の中には「これは男梅なのか?」と感じるものも正直あるんですけども。こちらはその名を裏切らない、見事な再現度だと思います!
「男梅めんつゆ」とは?

こちらが、今回紹介する「男梅めんつゆ」。
大人気キャンディ「男梅」を再現したという、なんともパンチの効いためんつゆです。
食品メーカーのダイショーとノーベル製菓の強力タッグのもと、2025年3月1日に発売されました。

内容量は、使い切りやすい個包装タイプで41gが3袋入り。ストレートタイプなので、そのまま麺にかけて使えます。
写真だと袋が小さく見えますが、1袋41gは意外としっかりとした量。実際にうどんやそうめん1人前に使うには十分な量です。
より詳しい商品情報については、ダイショーさんの公式サイトもチェックしてみてください。
「男梅めんつゆ」はどこで売っているのか
「男梅めんつゆ」は全国の量販店などで販売されています。希望小売価格は255円です。
ちなみに私は、近所のドン・キホーテで198円(税抜)で購入しました。
もし「近所のお店をいくつか探したけど、なかなか見当たらない」という場合は、少々高くなりますがAmazonなどのネット通販でも取り扱いがあります。確実に手に入れたい方は、こちらを利用するのもいいかもしれません。
どんな味?「男梅めんつゆ」そのまま食べてみた

まずは、小皿に少量取り出して、そのままの状態でテイスティングです。
とろっとした質感
まず質感ですが、サラサラ感はなく、しっかりと「とろみ」がついています。片栗粉を溶いたスープくらいの粘性はある感じ。麺によく絡みそう!
色は、ほんのりと梅を思わせる薄紅色。梅やかつお節と思われる細かな粒子が溶け込んでいます。
とろみも含めて、結構質量があるので「沈殿」が起こりやすいかなと思います。開封前には袋をよく振ってから使うのが良さそうです!
男梅風味の再現度、高し!
続いて香りと味。再現性の高さに驚くレベルで、完全に「男梅」でした…!
もちろん、お菓子ではなく「めんつゆ」なので、甘さよりも塩味が前面に出ています。それでも、口に入れた瞬間の印象は、紛れもなく「男梅」そのもの。
お菓子感をかなり残しつつ、ギリギリのところで食事用の体裁を保つとは…。いやー、こりゃあ面白いぞ…。
具体的に描写してみると…
まず鼻を近づけてみると、爽やかな梅の香りがふわっと鼻腔をくすぐり、次いで昆布やかつお節など和風だしの芳醇な香りと、お醤油のような醸造された香ばしさが追いかけてきます。ここは料理っぽい感じ。
でも、舐めてみると、男梅。舌先で強い塩味を感じたあと、キュッとした梅の酸味と、和風だし由来の豊かな旨みが口いっぱいに広がります。でも、後味は意外とマイルドで、ほんのりとした甘みと、梅の残り香がやさしく香る。そんな感じです。
塩味・酸味・旨味・甘味のバランスが本当に絶妙で…!これ、相当こだわって作り込まれたんだろうなぁ…という印象を持っています。
「男梅めんつゆ」うどんにかけてみた

そんな「男梅めんつゆ」。今回はシンプルにうどんにかけていただいてみました!
とろみがあるので「麺に絡みすぎて、しょっぱくならないかな?」と少し心配していたのですが、麺の水分と程よく混じり合い、いい感じに馴染んでくれました。思ったよりも、するするっと食べやすいです!
味も、そのまま食べた印象よりもだいぶマイルド。最初にガツンとくる塩味が程よく緩和され、梅の華やかな香りや、後味のほのかな甘みがより引き立っているように感じます。個人差はもちろんあるでしょうが「塩辛い!」とか「酸っぱすぎる!」と感じる人は、そう多くないのではないと思います。文字通り、いい塩梅です。
ただ、良くも悪くも「男梅」の再現性があまりにも高いんですね。なので、食べ進めるなかで、どうしてもキャンディが脳裏にチラチラと浮かんでくる感は、正直ありました。
「男梅」が大好きな人にとっては、この感覚はたまらないと思いますが、人によっては「お菓子感」が少し気になってしまうかもしれません。(個人的には、駄菓子の「梅ミンツ」を連想したりもしました)。
…とはいえ。
繰り返しになりますけど「お菓子である男梅を見事に再現しつつも、ギリギリのところでちゃんと食事として成り立つ絶妙なバランス」に仕上げたメーカーさんの技術力と努力には、本当にただただ敬服するばかりです!
いやー、本当に面白いめんつゆでした!
まとめ
以上、「男梅めんつゆ」のレビューをお届けしました。
「男梅」ならではのパンチの効いたしょっぱさと酸味、そして奥深い旨みが凝縮されためんつゆは、一度食べたら忘れられないインパクトがあります。
「男梅」が好きな方、いつものめんつゆにちょっと刺激を求めている方は、チャレンジしてみては?
ごちそうさまでした。
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