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ホットクック2台持ちってどう?2台目の便利さを語ります

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こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。

今回はホットクック2台持ちについて。

もう前置きも何もなく結論を言ってしまいますと、かれこれホットクック2台体制で丸4年以上使い続けていますがホットクックは2台持ちすることで真価を発揮する」と思っています。

いや、うちも最初は2台買うつもりなんてなかったんです。「1台あればじゅうぶん!」と思っていました。

…が、実際に2台持ちに切り替えた結果、調理効率がグッと上がって、キッチンのありようが激変したんですよね。どのくらいの激変だったかというと、フライパンや鍋、炊飯器、蒸し器を捨てて、さらにガスコンロも潰したくらいです。

ということで、この記事では、ホットクック2台体制のメリットや疑問点などについてお伝えしてみます。ホットクック2台目の導入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

目次

はじめに:ホットクックは割と調理に時間がかかる

タイマーを忘れられる

まずは前提として、ホットクック1台で感じる弱点について整理します。

何かというというと、見出しのとおり「ホットクックは割と調理に時間がかかる問題」です。

ホットクックは「時短家電」としてよく売り込まれていますが、実際はそんなことはなく。むしろ「時間がかかる」んですよね。その結果、1台オンリーだと「完全ほったらかし調理」が難しくなってしまいます。以下詳しく見ていきます。

ホットクックの調理時間は長い傾向にある

上述のとおり、ホットクックは時間がかかります。

以前も記事にまとめたのですが、ホットクックの自動調理メニューの平均調理時間は約45分(もちろん短いメニューもありますが)。
超単純計算すると、2品作る場合、1時間半くらいはかかる…ということになります。

なぜこんなにかかるのかというと「予熱」の時間、つまりホットクックが常温→調理できる温度まであたためるまでの時間が必要だからです。この時間が結構長い。(2024年発売のH型からは強火モードが加わってスピードアップしています。が、それでもそれなりに時間は必要です)

なので、確かに加熱中は放置できるけれども、おかずを複数揃えようと思うと、結局コンロでも作ったり、あるいは時間をかけてホットクックを何度か動かしたり、といったことが必要になります。

ここは購入前の期待値とズレやすいところなんですよね。「あれ、ホットクック導入したけどむしろ効率悪いぞ?リズムがあわないぞ?」となりやすいです。

連続調理が推奨されない

そしてもう1つ時間がかかるポイントになるのが、ホットクックは連続調理が推奨されないこと。
連続調理というのは、たて続けにホットクックを動かして調理をすることですね。「味噌汁ができたら、すぐに肉じゃがを作るのはお控えください」みたいなルールです。

なぜこんな面倒な仕様になっているかというと、ホットクックは「常温状態から調理をスタートする前提」で調理のプログラムが組まれているからです。つまり、最初から鍋が温まった状態で調理開始すると、プログラムどおりの加熱ができなくなってしまうので、料理の仕上がりに影響する恐れがある…ってわけですね。

まあ、連続調理をしたとて大幅に仕上がりが変わったり、壊れたり…ということは体感的には特にないのですが、とはいえ公式がクールダウンを推奨している以上、テンポよく料理していきたい人にとってはネックではあると思います。

ホットクックは2台持ちで真価を発揮する(と思う)

そういうわけで、ホットクックが1台しかないと、だんだん2台目が欲しくなってくるわけです。「めちゃめちゃ便利なんだけど、もっとリズムよく、テンポよく料理したい…」という具合です。

ホットクックが2台あれば、それぞれ同時に別メニューを仕込めるので、上述した問題が解消されてトータルの調理時間がぐんと短くなります。そして2台持ちになることで、例えば以下のような活用法までできるようになります。だいぶ便利ですよ。

ホットクック猫

余談ですが、SNSのホットクック界隈では、複数台持ちのことをなぜか「多頭飼い」と呼んでいます。もはやホットクックはペットですね。

2台持ちの活用例1:炊飯/汁物とメインのおかず

まず1つ目が、炊飯や汁物作りと、メインのおかずの並行調理。

当たり前ですが、1台のみだと、ご飯を炊いているときにメインのおかずを仕込めませんし、その逆もしかりですよね。(2段調理という技もありますが、メニューがだいぶ制限されてしまいます)

ですが、2台あれば片方で炊飯や味噌汁を準備しながら、もう片方で煮物や肉じゃがなどの主菜を同時進行できます

さすがに一汁三菜とはいきませんが、食卓に揃えておきたい最低限のメニューをまとめてお任せできるようになるのはかなりのメリットです。

2台持ち活用例2:おかずをまとめて作りおき

常備菜を仕込む場合にも、ホットクック2台は強い味方になります。

やりかたは単純。とにかく2台で副菜を作りまくるわけです。各2回ずつ回せば、4品できるので、みんな大好きイワキの耐熱フタつきガラス容器に入れて保存しておけば、平日はレンチンだけで凌ぐみたいな生活も夢じゃなくなります。

作りおきのストックがあると、疲れる平日も余裕が持てるので、QOLがぐんとアップすると思います。

ホットクック2台持ちのよくある質問

なるほど、2台持ちが便利なのはわかった。うーん、でも…

という方へ向けて、よくある質問への回答をまとめてみます。

2台目のサイズは何がおすすめ?

サイズは家族構成や使い方によって変わりますが、個人的なおすすめとしては次のとおりです。

間をとって1.6L…といきたいところですが、2.4Lにしておいたほうが使い道も増える上、量を作りたいときにも捗りますのでおすすめです。

置き場所はどうするの?

続いて問題になるのが置き場所問題。「ホットクック2台も置ける場所なんてない」という方も多いかと思います。

そんなときの解決方法として個人的にプッシュしているのが、ガスコンロをカバーで覆ってしまうこと。暴論と思われるかもしれませんが、わりとアリです。(支持者も多い)

そもそもホットクックの2台目に興味を持っている時点で、すでにホットクックをかなり活用されている状況だと思います。もし活用が進んで「ガスコンロの出番も少なくなっている」ようであれば、コンロのスペースを思い切ってホットクック置き場にしてしまうのも一案です。

もちろん、潰す・覆うといっても、一時的なものです。ガスコンロを使う時は、コンロカバーをどければ問題なく使えます。
でもどうせコンロ使う頻度が少ないなら、置き場所にしちゃえばいいじゃんね、という発想ですね。

詳しくは以下の記事で紹介しています。ご興味があればぜひ検討してみてください。

2台稼働してブレーカーは大丈夫?

ブレーカーは落ちないのか?についてもホットクック2台持ちの懸念ですよね。

これに関しては、正直なところ、無策だとブレーカー落ちのリスクはあると思います。

一般的なご家庭における家庭用コンセントの電力上限って1500Wほどと言われていまして。これに対してホットクックのKN-HW24Gが1台あたり約800W想定ですので、2台だと最大で1600Wほどになる恐れがあります。つまり、ホットクック2台だけでコンセントの上限ギリギリ(というか微妙にオーバー)ということです。

よって、ホットクック2台と同じブレーカー配下のコンセントで、電子レンジや電気ケトルなどを同時に利用すると、ブレーカーが落ちる可能性が高まると思われます。

対策としては、別ブレーカー配下のコンセントを使う、もしくは加熱のタイミングをずらすといったところでしょうか。

大きな制約になりかねない部分なので、事前にご家庭のキッチンまわりのコンセントおよびブレーカー環境は確認しておくことをおすすめします。

2台目を買う前にできることもある

とはいえ、2台目を買うのもリスクではあります。やっぱりホットクックは安くないので…。

なので、1台でもできる工夫とリスク対策について、1つずつ紹介したいと思います。
(本当には「内鍋2台」という方法もあるのですが、連続調理が推奨されていないので、そこは割愛します)

2段調理をフル活用する

ホットクック2段調理の仕組み

まず1台でもできるホットクックの弱点(=時間かかる問題)対策が、2段調理の活用です。

2段調理というのは、一度の調理で2品をまとめて作ること。具体的には「スープ+おかず」「炊飯+おかず」といったことができます。(公式でもイタリアンセットといって、アクアパッツァとポテトサラダを同時に作っていたりします。すごい)

この機能をフル活用すれば、複数調理を同時進行できるので、擬似的に2台持ちのようにホットクックを扱えます

2段調理は意外とやっていない方も多いので、未体験の方はぜひ挑戦してみてください。めちゃめちゃ便利です。
詳しくは以下の記事でどうぞ。

レンタルを検討する

続いて予算のお話。「2台目を買うのはちょっと金銭的にハードルが高い」という場合にはレンタルサービスを利用してみるのもいいと思います。

ホットクックがもう1台ある生活を実際に試してみた上で、本当に2台目がいるのかどうかを判断できるので、リスクをかなり抑えられると思います。古い機種なら月1,000円〜でレンタルできるのも嬉しいところ。ただし、リユース品であったり、契約期間の縛りがあったりといったデメリットもありますので、そこはご注意のほど。

詳細は以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

おわりに

以上、ホットクック2台持ちについてでした。

ホットクックは“材料を入れてほったらかし”という手軽さが大きな魅力ですが、意外と調理時間がかさんでしまいがち。
もうちょっとラクしたいな…テンポよくご飯作って欲しいな…というときにはホットクック2台運用を検討してみてはいかがでしょう。

お高いんですが、快適な生活ができるんじゃないかなあと思います。(我が家はそうです)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数3.6万名を突破しました。

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