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【実食レビュー】宝酒造「らくちん!本みりんと清酒のうまみだし」はシゴデキだった

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さあさあ、また面白い調味料が出てきましたよ!

その名も「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」。宝酒造から25年9月に発売された万能調味料です。

イメージキャラクターのギャル曽根さん曰く「こんな調味料待ってました!」とのこと。

…とはいえ、みりんと清酒のあわせ調味料。「どんな味になるの?」と想像がしにくいですよね。(実際、ウチがそうでした)

ということで、本記事では「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」を実際に購入し、開封から調理結果までじっくりレビューしていきます!

先に要点だけ伝えておくと、この調味料、「味を支配する」タイプではなく「素材の美味しさを引き出してくれる縁の下の力持ち」的な万能調味料で面白いです!

購入を迷っている方は、参考にしてみてください。

目次

「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」とは?

まずは「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」がどんな商品なのか、基本情報から見ていきます!

3つの和風調味料がこれ1本に!

らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」は、宝酒造から2025年9月9日に新発売された家庭用の万能調味料。

宝酒造さんおなじみの「タカラ本みりん」「タカラ料理のための清酒」に「かつお・しいたけ・こんぶのダシ」が加わり、この1本にギュッと凝縮!だし旨系の塩味がこれ1本でバッチリ出せるというスグレモノです。

レシピ集には、サバの塩焼きふろふき大根、鶏の唐揚げ、アサリのお吸い物など和食中心に幅広いメニューがラインナップ。いろいろな用途に使うことができます!

原材料

本みりん(国内製造)、清酒(料理清酒)、食塩、エキス(かつおぶし、しいたけ、こんぶ)、酒精

内容量・アルコール分

500ml/アルコール14%

公式サイトはこちらからどうぞ!

「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」はどこで買える?

らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」は、全国のスーパーや量販店、ドラッグストアなどで展開されています。中規模〜大規模なスーパーの調味料コーナーで購入可能です。(2025年10月時点)

近所で見当たらない場合は、Amazonなどネットショップでのお求めいただくと確実かと思います。

ネット購入はこちら!

「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」を開封してみた

ここから本題。実際に「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」を開封して、香りや味をチェックしていきましょう!

お皿に出してみました

最初に見た目と香りのチェックです。

まず色ですが、半透明の薄い黄色で、みりんに近い感じ。質感もサラサラで、とろみやねばりといったものはありません。

次に香り。そっと鼻を近づけてみると、キリッとしたお酒のいい香りが!そして、それに続いて、ちょっと控えめに出汁の香りがふわっと追いかけてきます。

原材料に香料など余計なものが入っていないことからもわかるように、この調味料自体に強烈な味や香りがつけられてごまかす感じはまったくありません

そのまま味見してみました

続いて、「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」を指先に少しつけてペロッと舐めてみました。

まず一番に感じるのは、お酒の豊かな風味。アルコール度数14%ということもあってツーンときました。(それはそう)

でも、そんなお酒の風味のあとで、すぐにしっかりとした「だし」の旨味と、それを引き締める「塩味」がやってきます。ちゃんと塩感もある、いわゆる「うま塩」味です。

ただ、想像していたよりもかなりおとなしく、「本当にこれだけで味が決まるのかな?」と思う程度には主張は控えめ。よくある醤油系・スパイス系の調味料のようなパワフルさはなく、じんわりと淡く(あわく)深く味覚をくすぐってくるバランスです。

万能調味料としてはなかなか珍しいタイプじゃないでしょうか。

「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」を料理に使ってみた

ここからは、実際に「肉」「魚」「野菜」で3品作ってみての、使い勝手や味わいをレビューします。

本品のラベルに載っていた以下3レシピを作ってみました。

作ってみたレシピ

  • チキンのコクうまみ焼き
  • 魚のコクうまみ煮
  • らくちん!無限ピーマン

1.チキンのコクうまみ焼き【肉料理】

まずはお肉料理!公式サイトのレシピを参考に「チキンのコクうまみ焼き」を作ってみました。

材料は鶏もも肉と「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」だけ。せっかくなのでホットクックで調理してみました。

作っている途中から、さっきまでの穏やかな香りが嘘のように、ふわ〜っと出汁のいい香りがキッチンいっぱいに広がります。加熱すると結構、香りが立つタイプのようです。

味も良く、まるで「料亭のだし香る唐揚げ」のような味になりました(揚げてないですが、味的には近いものを感じました)。

しっかり「うま塩」の味がついていつつも、ちゃんと素材の味を引き立てている。想像どおり、濃い味でごまかす感じがない、良い塩梅でした。素晴らしい。

質感も悪くなくって、鶏もも肉はふっくらジューシーに。臭みもまったくなく、だしの旨味がしっかり染み込んで美味しかったです。

材料
  • 鶏もも肉…300g
  • 本品…大さじ3
手順
  1. 内鍋に鶏もも肉1枚(300g)、本品(大さじ3)を入れる。
  2. 内鍋を本体にセットし、メニュー番号No.239「さっぱり鶏ももチャーシュー」で設定。
  3. 加熱後、お肉を取り出してカット。盛り付けたら、内鍋に残った煮汁をかけて完成。

2.魚のコクうまみ煮

続いては魚料理。こちらもホットクックを使って、ブリの煮付けを作りました。

魚料理ってどうしても生臭さが残りがちですが、清酒とみりんの効果がしっかり効いているのか、本当にスッキリと臭みなく仕上がりました

味もチキンと同じように、しっかりと素材を活かしつつ、旨みと塩味を添えてくれているなという感想です。煮汁をかけて、おかずにちょうど良い塩加減だったので、さっぱりいただけました。

たしかに万能調味料なんだけど、味を支配しすぎないこの感じ…

これはいいぞ…!

材料
  • ブリ…3切れ(250g)
  • 本品…大さじ3
  • 水…大さじ6
手順
  1. 内鍋にブリ(3切れ)を重ならないように並べ、本品(大さじ3)、水(大さじ6)を回しいれる。
  2. 内鍋を本体にセットし、メニュー番号No.042「さばのみそ煮」で設定。
  3. 加熱完了後、ブリを取り出し、内鍋に残った煮汁をかけて完成。(※アクが気になる場合は取り除く)

らくちん!無限ピーマン

最後は野菜料理。

あっという間に作れる一品ということで、無限ピーマンです。これはフライパンでやりました。

そもそもピーマンが味がつきやすい野菜ということもありますが、肉と魚と比べて、こちらはしっかり目の味わい。ピーマンのほのかな苦味をだしの旨味が包み込み、いくらでも食べられちゃいそうな勢い…。まさに無限!

ごま油やツナを使ったものとはまた一味違った仕上がりで、美味しくいただけました。子供はお気に入りだったみたいで、あっという間に感触でした。和風のお惣菜のようでした。

材料
  • ピーマン…4個
  • 本品…大さじ2
  • サラダ油…適量
手順
  1. ピーマンは種とヘタを取り細切りにする。
  2. フライパンにサラダ油をしき、細切りにしたピーマン、本品(大さじ2)を入れて、3分ほど汁気がなくなるまで炒める。

【まとめ】「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」の評価

最後に、実際に使ってみて感じた、この商品の良い点と、正直ちょっと気になった点をまとめます!

良い点:素材の味を引き出す「シゴデキな引き立て役」

らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」の最大の長所は、素材の味を損ねることなく、むしろ引き出せるところだと思いました…!

別に何かを悪くいいたいわけではないのですが、流行りのスパイス系万能調味料は、何を作ってもその調味料の味になりがち。そうした中で、引き立て役に徹し、裏方でしっかり仕事をこなしてくれるというのは、なかなかの魅力と言えるのではないでしょうか。

地味だけど、ありそうでなかった、良い調味料だと思います。

気になる点:コストはちょっと気になるかも

一方で、コスト面については少し気になるかも…という気もしました。

500mlで400円ということで価格も安くはないのですが、2人前の調理で大さじ2〜3杯を使うレシピが多く、一度の使用量はけっこう多め。思ったよりも早くなくなってしまいそうな予感がしています。

この手軽さと仕事ぷりを考えたら全然アリなのですが、ちょっと背伸びな感じはあるかもしれませんね。

たろすけ

野菜というよりは、肉や魚で使いたいなと思いました!

おわりに

今回は、宝酒造の「らくちん! 本みりんと清酒のうまみだし」をレビューをお届けしました。

料理の味を支配せず、素材の美味しさを底上げしてくれる、ありそうでなかった万能調味料でした。

基本は和食向きですが、オリーブオイルやトマトと合わせてアクアパッツァ風にするなど、洋食へのアレンジもできそうです。

スーパーの調味料コーナーで見かけたら、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか!

ご参考になれば幸いです!

お求めはこちら!

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数4万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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