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ホットクックを「頑張って使いこなす」という言葉に違和感がある話

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こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。

今回は、Xなどでよくお見かけする頑張ってホットクック使いこなすぞ」的な空気について、つらつら私見を書いてみようと思います。

先に要旨だけお伝えすると、ラクになるための家電製品なのに「頑張って使いこなす」ってちょっと違和感あるなぁという話です。

もう少し肩の力を抜いてホットクックを使ってみては…ということを、あてもなく述べていきます。

動画もあります

※特定の機能や属性の人を批判する意図はまったくありません。

目次

ホットクックを「使いこなす」のが目的になっている?

我が家はホットクック利用歴5年目、3台体制で毎日フル稼働のいわゆるヘビーユーザーです。ありがたいことに、ブログやYouTube、Xなどで日々たくさんのホットクックユーザーさんと交流させていただいてます。

それなりに長いことホットクック界隈に身を置いておりますが、最近ちょっと気になる潮流がありまして。それが冒頭で申し上げた「頑張ってホットクックを使いこなす」的な言葉を多く見かけるようになったことです。

こうした声は、特に新規ユーザーさんに多い気がしており。どこか「ホットクックを使いこなすのを目的」としているかのように見受けられることさえあります。

別にそれが良いとか悪いとかそういうことではないのですが、個人的にはちょっと違和感をおぼえています。

「使いこなし度」を重視する不思議な文化

画像引用:SHARP公式サイト

確かに、ホットクックは食材を自動でかき混ぜたり、蒸したり、煮込んだりと高度な機能を備えていますよね。それに安くないので「使い倒してなんぼ」みたいなところがあるのはわかります。

でも、一歩下がってみれば、ホットクックだって鍋や電子レンジと同じ調理の道具の1つ。そもそも利用状況を人と比べるようなものでもないと思うんです。

にもかかわらず、なぜかホットクックには、使いこなし度を重視する空気があるように感じるんですよね。事実、上図のように、SHARPさん自らがホットクック本体に「使いこなし度の判定機能」を取り入れているほどですし。(リリース当時は面白い機能だと思ったものですが、今となってはちょっと違和感の方が強いです)

ホットクックって、そもそも「ご飯づくりを楽にしたい」から買うもののはず。ソシャゲじゃあるまいし「(誰かと競うように)頑張って使う」必要性があるとは思えないんですよね。

こういった手段が目的にすり替わってしまう現象は、得てして良い方向には行かないもの。だんだんとホットクックを使うのが辛く面倒になってきて、最終的に置き物にしてしまう人を増やしかねないのでは?…と思うんです。

「みそ汁オンリー」でも「カレー専用機」でもいいじゃないか

ホットクックのカレー、最高じゃんよ

そして、もう1つよくお見かけするのが「味噌汁しか作らない」「私はカレー専用機」「だから使いこなせてない」というネガティブ文脈のポストです。

ホットクックって、おそらく相当数の方が「味噌汁かカレー」って使い方をされていると思うんですけど、個人的にはそれで十分だと考えています。

数万円する家電なので「味噌汁とカレーだけでは宝の持ち腐れ」的に考えたくなるのはよくわかるつもりです。でも、ほかの人がオシャなアクアパッツァを作ろうが、二段調理でポテサラを作ろうが、あんまり関係なくて。ご本人が便利に感じて使えているなら、それはもう使いこなしているも同然じゃないかと思うわけです。

少なくとも、映えや工夫に憧れはしても、それをしていない自分をネガティブに考える必要はまったくないはず。

だから「いろいろな料理にホットクックを使うことこそが正義」みたいな暗黙の了解が醸成されて、味噌汁やカレーだけではダメ…となっていくのは、あまり良いことではないと思っていて。これからホットクックを手にするユーザーにも、あまり活用できていないユーザーにも、プレッシャーになるだけな気がするんです。

ホットクックは「自分のご飯づくりを楽にするもの」で「使いこなし度を上げるためのもの」ではありません。

ああ、味噌汁作ってもらえるの便利だな」とか「カレー放っておけるの楽ちんだな」くらいの感覚で使うのが一番いいんじゃないでしょうか。

実際、こんなブログで偉そうにしてる我が家も、5年使って何作ってるかっていったら、7〜8割は「野菜スープ」ですからね。そんなに毎日あれこれ工夫をこらして料理を作っているわけではありません。(それだけの元気がある人だったら、そもそもホットクックがなくても食事を回せるって話です)

ホットクック、もっと気楽に使いませんか

ということで。

思いつくまま書き散らかして、まとまらりきらないままにまとめますが。

ホットクック、もっと気楽に使っていきませんかね」というお話でした。

なんべんも言いますが、ホットクックは高尚なものではありません。生活を楽にするための家電です。

SNSを見ていると「なんかもっと頑張って使わなきゃ」みたいな気持ちにもなってきますが、誰と競い合うようなものでもないので、もっと肩の力を抜いて、電子レンジみたいに気楽に使うくらいで丁度いいんじゃないでしょうか。

ラクに美味しいご飯が食べれれば、それでいいじゃんねと。そんなことを思いました。

おしまい。

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeX(旧twitter)でレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数3.6万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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