こんにちは、ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
今回は、ホットクック購入検討中の方や、初心者の方へ向けて「ヘルシオ ホットクックって、結局何が作れて、何ができないの?」という疑問にお答えしてみたいと思います。
SNSで「ホットクック」の名前はよく聞くけど、具体的にどんな調理ができて、何の料理が作れるのか?
気になっている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

この記事は「ホットクックproシリーズ」を前提としています!
「withシリーズ」はまた話が変わってくるのでご注意ください!
→proとwithの違いについてはこちらの記事をどうぞ
そもそもホットクックってどんな調理家電?


まずは前提として、そもそもホットクックがどんな調理家電なのかをざっくり整理しておきます。
(もう知ってるよ、という方はこちらから本題にジャンプ)
ホットクック=自動で料理をしてくれる鍋
ホットクックは、一言で表すなら「自動で料理をしてくれる鍋」です。
人間がやるのは、切った食材と調味料を入れてボタンを押すだけ。あとは火加減の調整から、最適なかき混ぜまで、すべてホットクックにおまかせ。全自動で仕上げてくれます。(具体的に何が作れるかはこのあと紹介します!)
もちろん、予約調理や作った後の保温にも対応。予約については最大15時間*、保温も最大12時間まで可能です。(*2024年発売のKN-HW24H/16Hの場合)
だから、お仕事やお出かけ前にセット→帰ってきたら温め済みの料理をすぐにいただくなんてこともできてしまいます。
ホットクックはめちゃめちゃハイテク
しかも、単に自動なだけではありません。実はホットクックは、めちゃめちゃハイテク。


- 食材の火加減を見張る「温度センサー」と「蒸気センサー」(上図)
- まぜ技ユニット(自動かき混ぜ棒)にかかる「負荷のセンサー」
これらのハイテクセンサーが食材の加熱具合をリアルタイムでチェックして、常に最適な調理を施してくれるんです。
実際に、シャープ社によると、ホットクックの自動かき混ぜ棒には「30通りの回転パターン」と「11通りの回転時間」がインプットされており、組み合わせによってなんと330もの調理プログラムがあるのだとか。だから、料理初心者さんでも、まるで料理上手な人が作ったような、美味しい料理が作れるというわけですね。




ホットクックができる調理方法11選
そんなホットクックは、主に次のような調理に対応しています。
- 煮る・煮込む
- スープを作る
- 蒸す
- 茹でる
- 炊く(炊飯)
- 焼く
- 炒める
- パン・お菓子
- 低温調理
- 発酵調理
- 泡立てる
以下、それぞれ主な調理方法を詳しく見ていきましょう!
1. 煮る・煮込む:ほったらかしで味が染み込む!


まず1つ目は「煮る」こと。ホットクックが一番に得意とする料理です。
ホットクックならカレーやシチューはもちろん、肉じゃがや筑前煮、豚の角煮やスペアリブといった肉料理まで、ボタン一つでOK!
しかも、ただ単に作れるだけではなく、具材にしっかり味が染み込み、まるで時間をかけて煮込んだような仕上がりまで持ってきてくれます!
特にスペアリブや豚の角煮といった肉料理は感動もの。実働5分とは思えないクオリティです。




2. スープを作る:素材の旨味が溶け出す!


野菜スープやポタージュなど、スープ作りもホットクックにおまかせです。
ホットクックで作るスープには、素材の旨味がぎっしり。捨てたくなってしまうような野菜の芯や皮も、びっくりするほどやわらかく仕上げてくれるので、余すことなくいただけます。もっと言うと、栄養素も抜けづらいのも嬉しいポイントです。
特にポタージュはおすすめで、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ… 何で作らせても絶品です。ブレンダーなどは一切使用していないのに、驚きのなめらかさ・濃厚さに仕上がりますよ!


3. 蒸す:ヘルシーで美味しい蒸し料理もOK!
ホットクックは蒸し料理にも対応しています!
葉物・根菜などの野菜だけでなく、肉まんやシュウマイ、茶碗蒸しなどなど…幅広くいろいろな蒸し料理を作ることができますよ。仕上がりも蒸し器と遜色なく、工夫を凝らせばたっぷり大量の蒸し物もお任せ可能です!


さらには、うまく応用すると、スープを作りながら蒸すという「二段調理」もでき、なんとホットクックを一度動かすだけで同時に二品作れてしまいます!




4. ゆでる:パスタもおまかせ!


ゆで卵やパスタなど、ゆでる調理もホットクックがバッチリ仕上げてくれます。
特にパスタは使い勝手が良く、パスタ乾麺・水・具材・調味料などすべての材料を放り込めば、ワンポットでそのまま完成!電子レンジと違ってかき混ぜもしてくれるので、味も均一に仕上がってとても快適ですよ。




5. 炊く(炊飯):ふっくらご飯が手軽に炊ける!
ホットクックは炊飯器としても活用できます。
白米はもちろん、炊き込みご飯や、おかゆ、離乳食もバッチリ対応。
もちろん専用の炊飯器には敵いませんし、ご飯の保温はできないなどの弱点もありますが、しっかり炊き上げてくれますよ。
ちなみに、2024年に発売された機種(KN-HW24Hやwith)では「早炊き」「ふっくら」「しゃっきり」など、炊飯メニューにバリエーションが追加されています。炊飯器としてもいっそう便利に使えるよう、少しずつ進化中です。


6. 焼く:キッシュや焼き魚にも使える!


ややメニューは限られますが、ホットクックは「焼き物」メニューにも活用できます。
例えば、キッシュや焼き魚、ハンバーグ、ワンポットパンなどは人気も高く、たくさんの人に作っていただいています。
もちろん、フライパンやオーブンのようにカリカリ…とはいきません。が、ふっくら・しっとりとした食感で焼き上げることができますよ。






7. 炒める:焼きそば、野菜炒めも!


もちろん、炒め物もホットクックで作れます。
正直なところ、炒め物が得意かどうかというと「まかせてバッチリ!」というわけではなく(かなり汁が出やすく、炒め煮のようになる)。そこまで相性が良い調理法とは言えません。


…とはいえ、ちょっとしたコツや工夫を取り入れれば問題なく使えます。我が家では、焼きそばや、シンプルな野菜炒めをよく作っています。




8. パン・お菓子:いろんなお菓子作りにも使える!


実はホットクックはお菓子作りが得意!
蒸し機能でプリンや羊羹(ようかん)、煮る機能でぜんざい、焼く機能でケーキなどなどいろいろなメニューに対応しているのですが、なかでもおすすめはホットケーキ!ホットクックはホットケーキを焼かせたら最高&最強だと思っています。(上の写真で伝わるでしょうか)






9. 低温調理:しっとりジューシーな仕上がり!


ローストビーフやサラダチキンなど、人気の低温調理も、ホットクックなら簡単に作れます。
温度管理が難しい低温調理ですが、ホットクックが最適な温度をキープしてくれるので失敗知らず!しっとり柔らかく、ジューシーな仕上がりに感動すること間違いなしです。


10. 発酵:手作り発酵食品に挑戦!
ホットクックは発酵調理にも対応しています。
甘酒、ヨーグルト、塩麹など、自家製の発酵食品も作れてしまいます。これも低温調理同様、難しい温度管理もホットクックがしっかりカバー。手作りの発酵食品は市販のものとは違う、格別の美味しさになりますよ。
特に甘酒は本当におすすめです!


11. 泡立てる:最新モデルは泡立て機能が進化!


ちなみに、オプションパーツの「もっとクック」を使えば、高速かき混ぜによる泡だてもできるようになりました!
写真のようなもこもこのメレンゲを作ったり、ホイップクリームを作ったりすることもできます。




ホットクックにできないことは?
では、ここからは、反対にホットクックにはできない調理方法を見ていきましょう。
揚げ物
ホットクックは、揚げ物の調理には未対応です。残念ながら、てんぷら、唐揚げ、トンカツなどは作れません。
「公式に非対応なだけで、実は方法が…」と思われるかもしれません。揚げ焼き的にチャレンジされている方も見かけますが、現在販売されているホットクックの構造上、リスクも高いと考えられます。危ないのでチャレンジもおすすめはしません。
圧力調理
その見た目から「ホットクックは圧力調理もできるのでは?」と思われがちですが、現行のホットクックでは圧力調理はできません。
豚の角煮や、おでんなど問題なく作れはしますが、それなりに時間はかかります。これから購入される方は、圧力鍋と混同しないように注意してくださいね。
以下の記事で調理時間について詳しく説明していますので、ご興味あればあわせてどうぞ。


カリッと香ばしく焼く
前述のとおり、ホットクックはキッシュや焼き魚といった料理も作れます。しかし、密閉して蒸気も利用して加熱する構造上、どうしてもふっくら・しっとりとしたものなります。
残念ながら、カリカリッとした食感や、香ばしい焼き加減に仕上げることはできない点は、把握しておきましょう。
具体的にどんなメニューが作れるのか、気になる方へ


「なるほど、どんな調理ができるかはわかった。でも、もう少し具体的なメニューが知りたい」
そんなときは、以下の記事をぜひご覧ください。ホットクックの公式レシピ(SHARP社が公開しているレシピ)を一覧にまとめています。こちらをざっと眺めていくと、だいたいこんな料理ができるのかイメージを持っていただけると思います。


また、みんなが何を作っているのかが知りたい場合には、こちらの記事もあわせてどうぞ。当方が独自で調査した、人気レシピやよく作るレシピをランキング形式でまとめています。




おわりに
以上、今回は、ホットクックでできる調理方法についてご紹介してみました。
ホットクックでできること・できないことについて、なんとなくでもイメージを掴んでいただけたなら、嬉しく思います。
ホットクックが欲しくなった。でも高い…という方へ
「ホットクックが欲しくなってきた、でも高いんだよね…」そんなときには、家電レンタルのRentio(レンティオ)がおすすめ。
ホットクックは型落ち品で40,000円〜、新機種は55,000円〜と、ポンッと買える価格帯ではありませんが、レンタルなら月額1,000円程度から利用でき、気に入ればそのまま購入できるなど「ちょっと試してみる」には最適です。
レンティオについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。


また、他にもホットクックを安く手に入れる方法もまとめています。こちらもよろしければどうぞ。





