蒸し物にも強いホットクック。
夏はトウモロコシやナス、冬は肉まんやシュウマイを蒸したりと、蒸し器のように使われている方も多いかと思います。
ただ、蒸し器と違ってホットクックには「段」がないので、「一度に蒸せる量が少ない」という弱点がありますよね。
そんなときにオススメなのが、蒸しトレーと蒸し板を同時に使う「二段蒸し」です。
二段蒸しができると、たとえば、
- 複数の蒸し料理が同時に作れる
- まとめて大量の蒸し物ができる
- 背の高いものが蒸せる
…と、量が蒸せない弱点をカバーできます!
ホットクックの蒸し調理がさらにはかどりますので、ぜひ参考にしてみてください!
この記事はヘルシオホットクックの1.6L/2.4L向けです。ご了承ください。
ホットクックの二段蒸しとは?
ホットクックの「二段蒸し」とは、その名の通り、ホットクック1台で一気に二段の蒸し物をすることです。(上図)
(1)内鍋に水と「蒸し板」をセットして、(2)その上に「蒸しトレイ」を乗せて同時に蒸し調理をします。
公式には定義されていない「裏ワザ」的な使い方なのですが、この方法を取り入れることで以下のようなメリットがあります!
メリット1:ホットクックでも大量の蒸し物ができる
まず1つめが「大量の食材が蒸せる」ようになること。
最近の機種に付属している「蒸しトレイ」は、内鍋のフチに引っかけて使う構造上、すぐ真上に本体のフタがきてしまうので、たくさんの食材をもりもり蒸すことができないのですよね…。
そんなときに蒸し板を併用できると、「蒸しトレイの下」も蒸し物に使えるようになる分、一度にたくさんの食材を蒸せるようになります!(また蒸しトレイを使わず、蒸し板だけにすれば、庫内の高さをフルに使えるメリットもあります)
ちなみに1.6Lだと、蒸しトレイの底~蒸し板の間に約6cmほどの空間があります。ここを有効活用できます!
メリット2:複数の食材を同時に蒸せる
二段蒸しができると、上段と下段とで別々のものを蒸すこともできます。
たとえば…
- 蒸しトレーは野菜、蒸し板はシュウマイ
- 蒸しトレーは肉まん、蒸し板は肉巻き野菜
というように、別々のものを同時調理できるわけです!
ホットクックで二段蒸しするために必要なもの
そんな二段蒸しはどうやってやるのか?くわしくご説明していきます。
まずは使う道具のご紹介です。
1.6/2.4L向けですのでご注意ください!
ビタクラフト「スチームスタンド15.0cm」
蒸しトレイはあるけれど、蒸し板はない…という方は、ビタクラフトの「スチームスタンド(15cm)」がオススメです。
写真のとおり、ホットクックの1.6Lの内鍋にシンデレラフィット。2.4Lでも問題なく使えるサイズ感になっています。
お値段もリーズナブルで、なんとアマゾンで1,600〜2,000円ほどで購入できます(2024年12月現在)。ホットクックの純正品の蒸し板よりも安いです。しかも品質も丈夫で、使い心地もとても良いのも嬉しいところ…!
純正の「蒸しトレー」
蒸し板はあるけれど、蒸しトレーがない…という方は、SHARP純正の「蒸しトレー」を買い足しましょう。
トレーに関しては板のような代用品がありませんので、純正を頼るのが一番です。
現在販売されている蒸しトレーのラインナップは以下のとおりです。お使いのホットクックの型番(例:KN-HW16G)の最後のアルファベットで照合してください。
適合機種とサイズ | 商品 |
---|---|
1.6L(G型、H型) | 楽天市場で見る 型番:3629400009 |
2.4L(~F型) | 楽天市場で見る 型番:3629400006 |
2.4L(G型、H型) | 楽天市場で見る 型番:3629400008 |
二段蒸しのやりかた
道具が揃ったら、実際にホットクックの二段蒸しに挑戦してみましょう!手順は簡単。
(1)内鍋に水を入れ、(2)蒸し板を置いてその上に具材を乗せ、(3)蒸しトレイを置いて具材を乗せ、(4)フタをして所要時間蒸す。これだけです。
以下、画像で紹介します。(具材は割愛しています)
簡単ですよね!
ホットクックの二段蒸しでできることあれこれ
過去にホットクックの二段蒸しを使ってやってきた実例をいくつかご紹介します。
蒸し野菜を大量に
二段分のスペースを使って、ナスをたっぷり蒸しています。一度にここまで蒸せるようになります。
シュウマイ+蒸し野菜
シュウマイと蒸し野菜(モヤシ+キノコ)も問題なくできました。
庫内の高さを活かした蒸し物
こちらは二段ではなく、蒸し板のみを使った場合の例です。
トレーを使うよりも庫内の高さを活かせるので、トウモロコシのようなものもまとめてたくさん蒸すことができました。
まとめ
以上、ホットクックの裏ワザこと「二段蒸し」についてご紹介してみました。
蒸し器の代わりにはなるけれども、なかなか量が作れなくて…とお困りだった方は、ぜひ参考にしてみてください。
ホットクックの活用効率がグーンと良くなるはずです!
YouTubeの動画でも詳しくご紹介していますので、宜しければご覧になってみてください。