こんにちは。ホットクックで遊ぶたろすけさん家です。
今回は、夏の定番メニュー「豚の冷しゃぶ」をホットクックで丁寧に作る方法を紹介します!
お肉がしっとり柔らかく、お店でいただくようなワンランク上の味わいに仕上がりました。
「正直ホットクックを使う意味って…」的な雰囲気もあるのですが、キッチンが暑くならないなどなどメリットもあります。
そのあたりも含めてお伝えしますので、ぜひ試してみてください。
ホットクックで「豚の冷しゃぶ」レシピ概要
材料(2〜3人前)
- しゃぶしゃぶ用の豚肉(薄切りロースでも可) 300g
- だし昆布 20g程度
- 水 1.5L
- 塩 小さじ1
- 酒 大さじ3
おすすめアイテム
ホットクックのフッ素コート内鍋はデリケート。
傷がつかないように、シリコン製の菜箸を使ってのしゃぶしゃぶがおすすめです。
内鍋を傷から守る!

ホットクックで「豚の冷しゃぶ」を作る手順
1. 昆布だしを準備する

まずは、味の決め手となる昆布だしの準備です。冷水1.5Lにだし昆布20g程度を入れ、半日ほど冷蔵庫で寝かせます。
煮てもいいのですが、水でじっくりだしを取ることで、よりすっきりした味わいになるらしいので、この方法を取っています!(出典:こんぶネット様)
2. ホットクックにだし汁と調味料を入れる

内鍋に、手順1で作っただし汁を昆布を取り出してから入れます。
そこに、塩(小さじ1)と酒(大さじ3)を加えてください。
3. だし汁を沸騰させる

ホットクックの蓋をして、本体にセットします。
【手動で作る】→【煮物を作る(まぜない)】→【1分】で加熱スター
だし汁が沸騰すれば良いので、ご家庭のホットクックの様子を見ながら、他のキーで設定しても大丈夫です。
加熱が終わったら、すぐに次の設定に移ります。
【手動で作る】→【煮詰める】→【15分】で設定し、フタをあけてください。
4. 豚肉をしゃぶしゃぶする

ここが今回のレシピの最大のポイントです。
ホットクックの蓋を開けたまま、沸騰しただし汁の中で、豚肉を1枚ずつ丁寧に広げながらくぐらせていきます。
お肉の色が変わったら、すぐに引き上げましょう。
5. 粗熱をとって冷やす

火が通った豚肉は、ざるに上げて常温で粗熱をとります。
このとき、うまみが詰まっただし汁が流れてしまうので、冷水にはくぐらせないように気をつけてください。
お肉がパサつく原因にもなってしまうので、放置しすぎにも注意です。
粗熱がとれたら、お皿などに移して冷蔵庫でしっかりと冷やします。
6. 盛り付けて完成!

お肉がしっかり冷えたら、お好みの野菜(今回はレタスを使用)の上などに盛り付けて完成です。当日中にお召し上がりください。
お好みのドレッシングやポン酢でどうぞ!

夏場はゼラチンで「ジュレソース」を作っていただくのも、涼しげて美味しいかもしれませんね。よかったら記事をどうぞ。


残った昆布とだし汁も、余さず活用!


ちなみに、だしを取った後の昆布は捨てずに佃煮などのおかずに活用できます。食物繊維もたっぷりなので、余さずいただきましょう♪


そして、豚肉のうまみがたっぷり溶け出しただし汁も転用がおすすめ。
私のおすすめは、塩こしょうでだしの味を調え、麺でいただく「木曽路」のシメ風。
シンプルながらも奥深い味わいの麺料理が楽しめます。絶品なので、ぜひ試してみてください!
- (煮詰めるモードのまま)しゃぶしゃぶ後、だし汁のアクを取る
- 先におわんに適量だしをすくい入れ、塩こしょうを少々加え、味を整えておく
- うどんや中華麺などお好みの麺を内鍋に入れ、火を通す
- 2に茹で上がった麺を入れる
- お好みで青ネギなどを散らしていただく
ホットクックで「豚の冷しゃぶ」を作った感想
ひと手間で格上げ!お店のような本格的な味わいに
正直なところ、お肉も昆布も全部内鍋に入れてスイッチオン!…でも作れるんですけど、それだとお肉が固まってしまったり、火が通り過ぎて硬くなりがち。ということで、今回は少し手間をかけて、ホットクックの「煮詰める」キーを使って一枚一枚丁寧にお肉に火を通してみました。
結果は期待通り、抜群の仕上がりでした!
昆布だしのうまみが豚肉を優しくコーティングしてくれて、気になる臭みは一切ありません。
食感も、安いお肉を使ったとは思えないほど、しっとり柔らか。
いつもの冷しゃぶがお店のようなごちそうのようになりました!
夏に嬉しい!「煮詰めるキーでしゃぶしゃぶ」という新発見
「お鍋でしゃぶしゃぶするのと同じなら、ホットクックを使う意味はあまりないのでは…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。洗い物も少し増えますしね。
…紹介しておきながらですが、それは正直、同感ではあります。笑
ただ、実際にやってみて、これが意外と快適で。
特に、直火を使わないので、夏のキッチンでも暑さを感じずに調理できるのは思ったよりもよかったです。
また、しゃぶしゃぶが終わった後、そのまま内鍋で次の調理(シメのスープ作りなど)に移れるので、コンロ周りがごちゃごちゃしないのも楽でした。ホットクックの新たな可能性を発見した気分です。
意外と悪くないですよ!
おわりに
以上、ホットクックで作る「豚の冷しゃぶ」のレシピでした。
少しの手間をかけるだけで、驚くほど美味しくなるもんだなあと思いました。
暑い日でも快適に作れるので、夏場には季節にぴったりの一品です。
よかったらお試しください!
以下の夏の味覚もあわせてどうぞ。



