宝石のような見た目と、カリッとした食感が心をオドらせる魔法のお菓子「琥珀糖(こはくとう)」。
実はホットクックでも、簡単に、失敗少なく手作りできるんです!
材料はお砂糖・寒天・お水・色付け用の食紅やかき氷シロップだけ。手順についても難しいことはほとんどありません!
結晶化する前に羊羹として食べてもよし、乾燥させて「食べられる宝石」として食べてもよし。
目に美しく、食べても美味しいので、子供もとっても喜んでくれますよ。
詳しい作り方をご紹介しますので、よかったら試してみてくださいね。
寒くて乾燥しやすい冬場に作るのがオススメです!夏場だとうまく結晶化しづらいです。
琥珀糖(こはくとう)って何?
「食べられる宝石」と話題の和菓子!
![ホットクックで作った琥珀糖](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/d1d739f70f6faeca191bcde30b0d768a.jpg)
琥珀糖(こはくとう)とは、たっぷりのお砂糖を寒天で固めてつくる和菓子です。食紅やシロップなどで色を付け、表面の砂糖が結晶化するまでしっかり乾燥させて仕上げます。
氷砂糖のような見た目をしていて、カリカリッと心地よい噛みごたえと、プルッとした寒天のゼリー状の食感を同時に楽しめます。
その見た目の良さと、食べたときのそしゃく音の響きから、映え&ASMRにピッタリのお菓子としてSNSなどで大きく注目されています。一部では「食べられる宝石」と呼ばることも。
ホットクックなら作りやすい
そんな琥珀糖、ホットクックを使うと美味しく作れます。
シンプルなレシピなので、鍋でも簡単に作れますが、ホットクックを使うことで、
- 火加減の調整がいらないのでラク
- 焦げ付く心配が(ほぼ)ない
- 火を使わないから、小さな子とも一緒に作りやすい
- (なぜか)仕上がりが良い
…と良いことづくめ。失敗もしづらいです!
レシピ概要
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
ではさっそく、レシピを見ていきましょう!
材料
- 粉寒天 4g
- 水 200ml
- 上白砂糖 300g
- 食紅/食用色素(お好きな色) 適量
- かき氷シロップ(お好きな味) 最大で小さじ3
※分量は「クラシル」さんを参考にしました。
所要時間
実工程自体はだいたい1時間ほどですが、琥珀糖が結晶化するまで7~10日ほど乾燥させる必要があります。(乾燥時間は、気温や天候、湿気などで前後しますのでご了承ください)
動画もあります
動画でも作り方をご紹介しています。よろしければどうぞ。
ホットクックで琥珀糖を作る手順
1.内鍋で寒天と水を混ぜる
![ホットクックで琥珀糖作り、内鍋に水と寒天を入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/9dfa6319c66a80c95ef251535d470210.jpg)
![ホットクックで琥珀糖作り、内鍋に水と寒天を入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/9dfa6319c66a80c95ef251535d470210.jpg)
内鍋に粉寒天(4g)と水200mlを入れ、しっかり混ぜ合わせておきます。
2.煮物(まぜる)で3分加熱する
![ホットクックで煮物を作る(まぜる)で3分](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/48009e3eaa7438575590c2e359958052.jpg)
![ホットクックで煮物を作る(まぜる)で3分](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/48009e3eaa7438575590c2e359958052.jpg)
内鍋をホットクック本体にセットしたら、まぜ技ユニットを取り付けてフタをします。
そして手動で作る→煮物(まぜる)→3分でセットし、加熱を開始してください。
3.砂糖を加え、10分追加で加熱する
![ホットクックで琥珀糖作り、砂糖を入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/7a961c3e7e8295974c2b3ec8f70bc996.jpg)
![ホットクックで琥珀糖作り、砂糖を入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/7a961c3e7e8295974c2b3ec8f70bc996.jpg)
2の加熱が終わったらフタを開け、上白糖(300g)を入れてシリコンヘラなどで溶かします。砂糖の固まりがすべてなくなるまでしっかり混ぜてください(鍋の側面についた砂糖も溶かしてくださいね)。
そうしたら再びフタをして、10分の追加加熱をします。
加熱が済んだら、少しかき混ぜてあげてください。
4.バットに液を流し入れる
![ホットクックで琥珀糖の液をバットに流し入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/53464101aa1302046885550f825e2b29.jpg)
![ホットクックで琥珀糖の液をバットに流し入れる](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/53464101aa1302046885550f825e2b29.jpg)
バットを包むようににクッキングシートを敷いておき、加熱が済んだ2の液を注ぎ入れます。
バットは浅い小型のものを使いました。今回は横18cmx縦13cmx高2cmほどのものです。100均などで売っています。
5.お好みで色付けをする
![琥珀糖の色付け用のシロップと色素](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/0a364c261e4ac12f594233b1899d8a81.jpg)
![琥珀糖の色付け用のシロップと色素](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/0a364c261e4ac12f594233b1899d8a81.jpg)
![琥珀糖に色付け](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/961ab9c793b045dac9b418ba4f4e0b31.jpg)
![琥珀糖に色付け](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/961ab9c793b045dac9b418ba4f4e0b31.jpg)
粗熱が取れないうちに、食紅(食用色素)を使って色を付けていきます。
小皿などに食紅の粉末を少量入れ、水を数滴たらして爪楊枝などで混ぜてください。液状になったら、そのまま爪楊枝などに色素を付け、バットの寒天液に入れて色をつけてください。
まだら模様にしてもいいですし、しっかり色をつけてもOKです。お好きにデザインしてください。
ちなみに、かき氷シロップでも色付けはできます。シロップを使うと香料が加わるので、風味が出て味もよくなります。
ただ、シロップを使うと固まりが悪くなります。小さじ3を上限とし、よく混ぜて馴染ませるようにしてください。
6.冷蔵庫でよく冷やし、お好きな形に切る
![琥珀糖を乾かす前](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/9938e6b7366d6ef0e530f8ae97a0fac9.jpg)
![琥珀糖を乾かす前](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/9938e6b7366d6ef0e530f8ae97a0fac9.jpg)
色付けが終わったらバットごと冷蔵庫に入れ、5~6時間ほど冷やしてください。
1時間ほど冷やすだけでも十分切れる固さになったように見えますが、我が家としては、しっかり冷やしてから切ることをオススメします。(以前、早めにカットしたところ、クッキングシートから上手くはがれず失敗したことがあります)
羊羹のようにかたまってきたら、包丁や型抜きなどでお好きな形に切って、クッキングシートなどの上に並べてください。
7.しっかり乾燥させてできあがり
![琥珀糖を乾かす](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/321745745324fdc02c46f1977dcb4bb3.jpg)
![琥珀糖を乾かす](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/321745745324fdc02c46f1977dcb4bb3.jpg)
![ホットクックで作った琥珀糖](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/d1d739f70f6faeca191bcde30b0d768a.jpg)
![ホットクックで作った琥珀糖](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/d1d739f70f6faeca191bcde30b0d768a.jpg)
できあがった琥珀糖は、ホコリがかぶらないようにガードしつつ、風通しの良い冷暗所で7~10日ほど乾燥させます。
毎日様子を見て、結晶化が済んだものは裏返しにしてあげたりなどして、両面しっかり乾かすようにしてください。
裏返す際にうまくシートから剥がれない場合はもうしばらく時間を置いてください。無理に剥がすと結晶が壊れてしまうことがあります。
表面が白く乾燥し、氷砂糖のように固まれば完成です…!本当に宝石のようにできあがります。
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
美しくて食べるのがもったいないくらいです…!
オススメの楽しみ方
まずはそのまま!
![琥珀糖を割ったところ](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/bcd9eb6ebbf0f79bd8223e555ca3364f.jpg)
![琥珀糖を割ったところ](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/bcd9eb6ebbf0f79bd8223e555ca3364f.jpg)
まずはそのままお口に放り込んでみてください。カリカリッとした食感と、和菓子らしい甘みが楽しめるはずです。
見た目もとってもキレイなので、食べていて楽しい気持ちになれるのも嬉しいですね。
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/08/0_48_11_0_372_133_0_72_491_0_0_0_p7.png)
お砂糖の固まりなので食べ過ぎには注意です!
お砂糖の固まりなので食べ過ぎには注意です!
瓶につめて眺めるのも楽しい
ガラス瓶に詰めて、眺めながら食べるのも楽しいです。(うちの娘の楽しみ方です笑)
宝石のような見た目なのはもちろん、結晶化して硬くなっているので、瓶の中でカラカラカラ…と気持ちの良い音を立ててくれます。
衛生面に気をつけていれば、1~2週間はもちますので、毎日眺めながら少しずつ召し上がってみてはいかがでしょうか。
おわりに
以上、ホットクックを使った「琥珀糖」の作り方のご紹介でした。
鍋で大量の砂糖水を煮詰めると、コゲるしくっつくし地味に大変なのですが、ホットクックならそんな心配もなく、安心して任せることができます。
結晶化まで少し待つ必要はありますが、簡単に作れて、美味しいです。
親子で作ってみると楽しいと思いますよ!ぜひトライしてみてくださいね。
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/1ea0aa58ea2317abc6c3b1e32928b8af.jpg)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/10/1ea0aa58ea2317abc6c3b1e32928b8af.jpg)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/09/0ab644842b1880def2e1220afe16f4c4.jpg)
![](https://tarosuke.jp/wp-content/uploads/2022/09/0ab644842b1880def2e1220afe16f4c4.jpg)