こんにちは。たろすけさん家です。
今回はホットクックで作る蒸しプリンを紹介します。
カラメルソースの代わりに黒蜜とメープルシロップを使うのがポイント。
甘さ控えめで、家庭的なプリンが簡単にできちゃいます。
それぞれの工程で注意点なども一緒にお伝えしております。是非参考にしてください!
ではさっそく、レシピを見ていきましょう
ホットクック蒸しプリン:レシピ概要
材料(ココット4個分)
- 牛乳 300ml
- 砂糖 40g~60g
※40gより60gの方が仕上がりはキレイです。(40gは“す”が多めでした)
ちなみに、記事内の写真は、60gで調理したものです。 - バニラエッセンス 数滴
- 卵(M~L) 2個 (殻なしで110~120g)
- 黒蜜 5g
- メープルシロップ 5g
注意点
・このレシピで使用するプリン容器は、耐熱のココットです。
私はダイソーで買ったココットを使用。大きさは、蒸しトレイにピッタリ4個入るサイズ(ホットクックのフタが閉まる高さのもの)
※使用する容器によっては仕上がりが変わる可能性がございますので、ご了承くださいませ。
・卵液を濾すため、裏ごし器・茶こし・こし器などが必要です。なるべく目の細かいものを使用してください。
私はダイソーで買った裏ごし器を使っています。
・加熱後の容器はとても熱いので、火傷にご注意ください。軍手があると安全です。
・使う卵の大きさ・砂糖の量で仕上がりが変わることがございますので、ご了承くださいませ。
ホットクック蒸しプリン:手順
1.ズボラ式!偽カラメルの準備
まずはココットを4個準備します。それぞれの容器に黒蜜5g→メープルシロップ5gの順に入れたら、
下の動画のように、ココットを斜めにして底全体に広げます。
偽カラメルソースを容器の底全体に広げたら、目立つ気泡は爪楊枝で潰しておきます。
ちなみに、黒蜜とメープルソースは多少ムラになっていても大丈夫です。
▼ちなみに、私は黒蜜はダイソー・メープルシロップは森永のものを使用しました!
(ダイソーのケーキシロップを使うときもあります!)
2.卵液を作る
次に、耐熱ボールに牛乳を入れ、電子レンジ600wで1分加熱し人肌くらいに温めます。
そこへ砂糖・バニラエッセンスを加え泡立てないように混ぜます。
砂糖がしっかりと溶けたら卵を割り入れ、泡だて器で混ぜあわせてください。
この時もなるべく泡が立たないように、でも白身をしっかりと切るように混ぜます。
3.濾して容器へいれる
先ほど作った卵液をココットへ流し込みます。
・・・が!その前に、必ず茶こしなどで卵液を2回濾してください!濾さないと完成した時に白身の塊ができ、舌触りが悪くなってしまいます。
卵液を濾したらココットへ均等に流し込みます。最初から最後までゆっくりと流し込んでください!
私は、一度注ぎ口のある大きめの計量カップ(これもダイソー)に卵液を移してからココットに注いでいます(作業しやすい)
また、卵液を注いでいる最中に偽カラメルソースが上にきてしまった場合は、
下の動画のように、上がってきた部分にそーっと卵液をそそいであげれば下に消えていきます。
全てのココットに卵液を均等に流し込んだら、アルミホイルでココットを包むようにフタをしておきます。
4.手動→蒸す→10分で設定
準備ができたので、いよいよ蒸していきます。
内鍋に水200ml→蒸しトレイ→卵液が入ったココットの順で設置したら、「手動→蒸す→10分」でスタート。
5.卵液が固まっているかチェック
加熱が完了したらプリンを1つ取り出し、卵液が固まっているかチェック。
(取り出すときは容器がとても熱いので、軍手必須です。)
6.10分蒸らす
卵液が固まっている事が確認できたら、再度アルミホイルをかぶせてホットクック本体へもどし、フタをしめてそのまま10分蒸らします。
7.冷やして完成
ホットクックの中で10分蒸らし終えたら、プリンを取り出します。(軍手必須)
そしたら、アルミホイルを外して粗熱が取れるまで冷ましてください。冷めたら冷蔵庫で冷やして完成です!
※蒸らした後も、プリンはまだ少しプルプルしていますが、冷蔵庫で冷やせば固まります!
完成写真
よし。冷蔵庫でしっかり冷やしたから、食べよう。
わーい!たべよう!たべよう!
ホットクック蒸しプリン:感想
味について
一言でいうなれば、素朴な家庭のプリン。
プリン自体は甘さ控えめなので、偽カラメルソースとのバランスが良く、とても自分好み♪
砂糖は40gだと甘さ控えめ、60gだと市販のプリンくらいの甘さになるので、お好みで調整してください。
卵液をしっかり2回濾したので、舌触りも、滑らかでした。
偽カラメルソースは、普通のカラメルソースのように固まっておらずサラサラなのですが、
とにかく簡単でプリンにも合うのでおすすめです。
偽カラメルソースも、黒蜜を混ぜた事によってメープルシロップの味に深みがでて美味しかったです♪
見た目について
見た目については、写真のとおり少し「す」が入ってしまいました・・・。
が、個人的にはそこまで気にならず家で食べる分には十分かな、と思いました。
偽カラメルソースも、メープルシロップにドロっとした黒蜜を混ぜることで、しっかり底に沈んでいました。
よかった・・・!!そして、黒蜜のおかげで見た目も本物に近い色になっています(色だけ・・・笑)
あれ?そういえば、他にも色々実験してたよね・・・?
うん!せっかくだから、少し紹介しようかな。
少しでも、なにかの参考になればいいね!
参考
ということで、ここからは余談です。
実は、今回ご紹介したレシピにたどり着くまでに色々な実験をしました。
ホットクックの設定や、使う容器をかえてみたり・・・。上段と下段で仕上がりを比較してみたり・・・。
その中でも、参考になりそうな「上段と下段の仕上がりの違い」を少しご紹介します!
下段調理は「す」がたくさん入ってしまう
下の写真は「下段で蒸し板にのせて調理」したときのものです!
写真のとおり、かなり「す」が入ってしまっています!!
わ~!!表面がザラザラで「す」もたくさん!
そうなんです・・・泣
写真をならべてみるね。
▼表面の仕上がりを比較(左:上段で蒸しトレイ / 右:下段で蒸し板)
▼中の様子を比較(左:上段で蒸しトレイ / 右:下段で蒸し板)
上下で火力が変わるのかな・・・?
他にはなにを実験したの?
こちらも余談ですが、他に試した方法は下記の7とおりです。ちなみに、今回ご紹介したレシピは⑥です。
失敗編も、また改めて別の記事にして紹介できればと思っています。
①低温調理 85℃で45分蒸す :下段4個 (耐熱ガラス容器)→固まらない(公式:濃厚カスタードプリンを参考)
②低温調理 85℃で45分蒸す :下段4個 (ココット) →固まらない(公式:濃厚カスタードプリンを参考)
③低温調理 90℃で45分蒸す :上段4個 (ココット) →固まらない
④手動で蒸す10分→10分蒸らす:下段4個 (耐熱ガラス容器)→できる
⑤手動で蒸す10分→10分蒸らす:下段2個+上段2個 (ココット) →一応できるが上下でムラ有り
⑥手動で蒸す10分→10分蒸らす:上段4個 (ココット) →一番良い
⑦[番外編]注意点を守らずあえて適当に作ってみる (ココット) →想像よりマシだったが、白身がモニョモニョと。舌触り悪い。
おわりに&今後
以上、ホットクックで作る「蒸しプリン」でした!
実験はここで一区切りですが、実はやりたいことはまだ沢山あるので、最後に少しだけ紹介しておしまいにします!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
- 黒蜜を足さずに、メープルシロップだけを底にしてみる(以外と底に留まってくれたりして・・・?)
- カラメルソースの代わりに、ピーナッツバター・ピーナッツクリーム・ジャム・飴・チョコ・キャラメルあたりを使ってみたい!
- 黒蜜×蜂蜜もやってみたい!(蜂蜜のほうがメープルシロップより重量があるから安定しそう)
- 牛乳に混ぜるだけのスティック粉末を卵液にまぜてみたい!
(スティック粉末は色々な味があるから、成功したらバリエーション広がる!まずは抹茶味やカフェオレ味が気になる)