こんにちは、たろすけです。
突然ですが皆さん、落花生をゆでたことはありますか?
「ゆで落花生」は千葉では秋の味覚の定番。毎年、夏の終わり~初秋にかけてよく食べられています。
ふつうは生の落花生をじっくり長時間塩ゆでにして作るのですが、ホットクックを試してみたところ、ほったらかしで美味しく仕上げてくれました。
ということで今回のテーマは、ホットクックを使った「生落花生」の茹で方です。千葉にゆかりのあるたろすけ夫婦も太鼓判!「おおまさり」という特大サイズの品種とあわせてお伝えします。(これ、ほんとに絶品なんですよ!)
最後にアレンジレシピもご紹介します。ぜひご覧ください!
生落花生「おおまさり」とは
まずは今回使う、生の落花生を紹介します。その名も「おおまさり」です。(おおきなさやで、食味が勝ることから「おおまさり」と名付けられたのだそう)
千葉県で近年開発された「茹でる用の落花生」の新種です。
とにかくサイズが大きいのが特長で、その大きさはなんと従来の落花生の約2倍!食味もよく、塩ゆでにしていただくと、ほっくりとやわらかい実の食感と、フルーティな甘みと香りを楽しめます。まさにグルメ落花生。
乾燥には向かない品種なので、食べられる時期は8月~10月にかけての収穫期だけ。時期になると千葉のスーパーや道の駅に並びますが、人気で売り切れてしまうこともしばしば。
最近はネット通販やふるさと納税の返礼品でも見かけるようになり、少しずつ知名度を高めています。
おおまさりを食べると、もう他のゆで落花生には戻れません…!
※生落花生は保存がききません。入手したら、すぐに調理しましょう。
レシピ概要
では、ホットクックを使った生落花生(おおまさり)の茹で方を見ていきましょう!
材料・道具
- 生落花生(殻付き) 500g ※今回は「おおまさり」を使用
- 水 1.5L
- 塩(水に対して2~3%) 40g
- 【道具】落し蓋
>千葉県のWEBサイトに載っているレシピ分量を参考にしました。
所要時間
調理開始から食べるまでで、だいたい1時間20分~ほどを見てください。ほとんどホットクックの加熱時間ですので、実働はものの数分程度です。
動画で見る
工程を動画で確認したい方は、こちらからご覧ください。
ホットクックで生落花生を茹でる手順
1.内鍋に材料を入れて混ぜる
ホットクックの内鍋に殻付きの生落花生(今回は「おおまさり」)500g、水1.5L、塩40g(水に対して2~3%)を入れてざっと混ぜます。
2.落し蓋をして煮物メニューで加熱
ホットクック本体に内鍋をセットし、上記写真のように落し蓋をしてから「手動で作る→煮物(まぜない)→40分」で加熱をスタートします。(加熱終了までは約1時間ほどかかります。のんびり待ちましょう)
3.味見をして調整したら完成
加熱が終わったら、ヤケドに気をつけつつ1つ取り出して、味見をしてください。
- 味が薄い場合…数分~10分程度、茹で汁に浸し、お好みの塩加減まで調整してください。
- 柔らかくしたい場合…適宜、延長加熱をしてください。(味の加減にもご注意ください)
好みの仕上がりになったら完成です。ザルにあげて、粗熱を取ってから殻をむき、実をいただきます。ぜひ茹でたてのホクホクな状態をどうぞ。
食べきれない場合は冷凍保存を!
ゆで落花生は傷むスピードが早いです。茹で上がったものは冷蔵で保存し、当日~翌日には食べきるようにしましょう。なかなか食べきれない場合は、冷凍して保存するのがオススメです。(食べる都度、解凍して召し上がりください)
オススメポイント
抜群の味と食感!(おおまさり)
まずは一口食べて、その味の良さに驚きます。
とても大きな粒を口に放り込むと、ほどよい塩味とお豆の風味が漂います。噛むと、ピーナッツとは信じがたいみずみずしい食感と、果物を思わせるフルーティな香りが一気に広がり、たまらず「これ、うまっ」とつぶやいてしまいます。
サイズがとにかく大きいので食べごたえも抜群。もはや立派なおかず・副菜と呼べるのではないかと個人的には感じます。「落花生(ピーナッツ)=乾燥」と思っている方にはぜひ試していただきたいです。概念がくつがえるかもしれません。
ホットクックならほったらかしでOK!
生の落花生が茹であがるには、1時間ほど必要です。通常のコンロ+鍋を考えると、火の見張りが大変ですよね。ですが、ホットクックを使えば、放ったらかしで良いあんばいに茹であげてくれます。
キッチンを離れて好きなことができるので、快適にゆで落花生を作れるのは嬉しいですよね。
最高に美味しいおおまさりを、ぜひホットクックで味わってみてください。
おわりに(おまけレシピ)
最後に、ちょこっとおまけレシピのご紹介です。
茹であげたおおまさりに、味噌1:砂糖2:すりごま3の割合で作った合わせ調味料を和えてみたところ、これもなかなかの美味でした。
そのまま食べるのはもちろん、こうして和え物にしても美味しいとは。おおまさり、やはりただの落花生ではないと思います。入手できた際は、ぜひお試しください…!
以上、ホットクックを使った生落花生(おおまさり)の茹で方のご紹介でした。