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ホットクックの低温調理をフル活用!意外な使い方を紹介します

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ホットクックの低温調理キーの使い方

ホットクックの目玉機能の1つである「低温調理」

ローストビーフサラダチキンを失敗なく作れると好評ですが、実はアイデア次第で、他にもいろいろな使い方ができるってご存知でしたか?

ポイントは、ホットクックの低温調理の「本質」をおさえておくこと。

本質がわかると、微妙な温度加減が難しいあの調理法からデリケートなスイーツ作りまで、ホットクックの活用の幅が広がりますよ!

ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

低温調理機能ってどんな機能?

まずはそもそも、ホットクックの低温調理がどんなメニューかを簡単にまとめます!

ホットクックの低温調理(ただしくは「発酵・低温調理」)とは、35度~90度の温度範囲で具材を温める調理メニューのことです。

2020年発売のKN-HW16F/KN-HW24F機種から本格的なメイン機能として搭載され、公式の自動調理メニューとして、サラダチキンローストビーフローストポークなどが作れるようになりました。

たろ夫

サラダチキンを手作りする日が来るとは思いませんでした…!

我が家が公式のサラダチキンを作ったときの動画です

低温調理というと、「難易度が高そう」「食中毒が怖い」といった印象がありますよね。

お気持ちはわかります。
たしかに、使う食材は新鮮なものでなければいけませんし、素手で材料を触るのもNG…と注文は多いです。

ですが、ホットクックなら、ルールさえしっかり守れば、なかなかお家で作れないようなメニューも、放ったらかしで、安全に美味しく仕上げてくれるので、とっても重宝しますよ。

我が家では何度も作っていますが、一度も失敗したり、お腹を壊したりしたことはありません。

低温調理キーの本質は「指定した温度でキープ」すること!

さて、そんなホットクックの「低温調理」のメニューキー。

発酵はのぞいて、純粋な低温調理機能として見た場合、「サラダチキンやローストビーフを作るための調理メニュー」だと思っていませんか?

もしそう思っているようでしたら、ちょっともったいないかもしれません!

たろ夫

どういうことか説明します!

このキー、要するに「35度~90度の間の指定した温度に内鍋の温度をキープする」という機能なんです。
(※ただし65度以上は5度刻みの指定になります)

つまり「沸騰しない範囲で、特定の温度に固定した温めができる機能」だと言えます!

このようにとらえ直すと、なんだか色々なことに使えそうな気がしてきませんか?

意外な使い方1:ゼラチンスイーツ

ホットクックのゼラチンとろりプリン
ホットクックとゼラチンで作った、生プリン

たとえば、ゼラチンスイーツです。

ゼラチンは、沸騰すると固まらなくなってしまうので、失敗が怖くて扱いづらい印象がありますよね。
溶かすのに最適な温度も60度ということで「温度調整が面倒くさい!」と、なかなか手が伸びない人もいるのではないでしょうか。

ですが、ホットクックの低温調理があれば安心です!

沸騰しない範囲の温度、それこそ60度にもピンポイントで合わせられますので、ゼラチンを使ったスイーツ作りもまず失敗しません。

手順も簡単です。

ホットクックでゼラチンスイーツを作るところ
  1. あらかじめ水に粉ゼラチンを入れてふやかしておく
  2. 固めたい液体を低温調理70度で1分加熱し、そこへ1を入れて溶かす
    ※粉ゼラチン5gで液体500mlくらいまで固められます。

これだけです。10~20秒ほどかき混ぜる頃には、きれいに溶け切ってくれます!

たろ夫

加熱後に少し冷めることも想定して70度にしています。
プリンなど卵を使うときは80度にすることもあります。

この方法を応用すると、たとえばプリンの他にも、台湾スイーツの豆花や、コーヒーゼリーパンナコッタなど、いろいろなものが作れます!以下、過去の記事もありますのでよかったらご覧になってみてくださいね。

意外な使い方2:だし取り

ホットクックでだしを取る
画像引用:SHARP COCORO KITCHEN

同じように低温の温度キープを使って、こんぶやかつお節から「だし」を取ることもできますね。

たとえば、こんぶのだしは60度でのキープが大事とよく言いますよね。このコントロールもなかなか難しい。

そこでホットクックの低温調理の出番です!

たとえば、こちらの「今日の料理」レシピでだしを取るとすると、

  1. 鍋に水と昆布を入れる
  2. 低温調理60度で1時間程度加熱して、昆布を取り出す
  3. 取り消しキーを押し、低温調理で85度まで温度を上げる
  4. 削り節を加えて、だしを取る

こんな感じで、絶妙な温度加減を自由自在に再現して、だしを取ることができます。

ちなみに、だしは公式レシピにもなっているので参考にしてみてくださいね。

たろ夫

なじ手順で緑茶の煮出しもできますよ!

まとめ

以上、ホットクックの「低温調理の意外な使い方のご紹介」でした。

ご紹介してきたほかにも、いろいろな用途に使うことができます。

レシピ本などでよくみる「沸騰しない程度の温度」のような、微妙な加熱についてもバッチリ対応できるはずです!

低温調理はアイデア1つで色々便利に使えますので、ぜひサラダチキン専用みたいな固定概念にとらわれずに、色々応用して使いこなしてみてください。(特にゼラチンスイーツは本当にオススメです)

ますますホットクックが手放せなくなりますよ!

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このブログの運営者

たろすけ(妻)・たろ夫(夫)の夫婦で活動するホットクック系個人メディアです。このブログのほか、YouTubeTwitterでレシピやお役立ち情報を発信中。各SNSの合計フォロワー数2万名を突破しました。

暮らしのルーティンの大部分を占めるキッチンでの時間。そこにホットクックを使った『遊び(=「楽しみ」と「ゆとり」)』を持たせる生活を、動画や文章を通じて表現・発信しています。

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