こんにちは、たろすけです。
今回は、超簡単レシピ。たろすけの故郷・長野の味「油なす(油みそ)」をご紹介します。
油なすとは、ナスをたっぷりの油・砂糖・味噌で、とろっとろに炒める信州の郷土料理。白ご飯のおかずや、お弁当の具、おやきの具にしてよく食べられています。
ホットクックで再現してみたところ、ものすごく簡単に、失敗なく、絶品に仕上がったのでレシピとして固めてみました。
twitterでも「ご飯泥棒」とたいへん好評を頂いた人気の一品です。ぜひお試しください!
当レシピは、フッ素コート内鍋のホットクック向けです。フッ素コート鍋は、ステンレス鍋と違って焦げにくく、こびりつきにくいため、仕上がりもよく、後処理が大変ラクです。ステンレス鍋しかお持ちでない方は、ぜひ別売りのフッ素鍋の導入をおすすめします。
はじめに
「油なす」って何?
油なすとは、長野などで食べられている郷土料理です。ナスをたっぷりの油・砂糖・味噌でトロットロになるまで炒めて作ります。
一般名称でいうと「茄子の甘味噌炒め」が近いですが、ごま油は使わず、かつ、お砂糖もたっぷり入れるので中華な感じは一切ありません。純和風のシンプルなおかずです。日本各地によく似た料理があり、ある地方では「茄子の鉄火味噌」とも呼ばれているそうです。
どうやって食べるの?
そのままつまむというよりは、ホカホカ白ごはんのおともや、おやきの具などにして食べるのが一般的です。
とろんとした食感に、昔ながらの甘いみその味と香り。ご飯にもよく絡むので、ついついお茶碗を手放せなくなってしまいます。冷めても美味しいので、お弁当にもオススメですよ。
レシピ概要
「油なす」の材料(3人前程度)
- ナス(1cm厚の半月切り) 3本(320g)
- サラダ油 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- 味噌 大さじ2
所要時間
ホットクックの加熱時間も含めて約30~35分くらいでできます。(実工程は10分かからない程度です)
動画で見る
工程を動画で確認したい方は、こちらからご覧ください。(1分50秒)
ホットクックで油なすを作る手順
1.内鍋にナスと油を入れる
まずはホットクックの内鍋に、半月切りにしたナスを3本分(320g)とサラダ油を大さじ2を入れて、軽く混ぜてなじませます。
2.ホットクックで5分炒める
まぜ技ユニットを装着後、内鍋を本体にセットしてフタをして「手動で作る→炒める→5分」で調理開始。先にナスだけ炒めて火を通します。
3.砂糖と味噌を加えて3分延長加熱
加熱が済んだら、砂糖(大さじ2)と味噌(大さじ2)を加え、調味料をナスに絡めるように、手でしっかり混ぜます。
ナスと調味料がしっかり絡んだら、再度フタをして加熱の延長を3分かけます。
ホットクックのフッ素コート鍋はデリケートです。木のヘラや菜箸を使うと鍋底に傷がついてしまいます。シリコン製のヘラを使うことをおすすめします。
4.できあがり!
延長の加熱が終わればできあがりです!あまーい良い香りがします。ご飯に乗せて召し上がれ!
油なすのオススメポイント
とにかく簡単、覚えやすい
シンプルなおかずなので、とにかく簡単につくれます。材料も覚えやすいのが嬉しいところです(ナス3本と、サラダ油・砂糖・味噌を各大さじ2のみ)
おかずとして使いやすい
老若男女、年齢問わずに食べてもらえる味なので、副菜として出しやすく、活躍してくれると思います。お弁当の材料にもおすすめです。
アレンジしやすい
具材を追加すれば、色々アレンジもできます。たとえば、ピーマンや鷹の爪と一緒に炒めたり。ひき肉を加えて丼にしたり。おやきの具にしたり。以下の「ナスとひき肉の甘辛みそ炒め丼」のようにやり方によっては、メインのおかずにもなります。
おわりに
以上、ホットクックで作る「油なす」のレシピでした。
ものすごく地味な料理で、あまり映える感じもないのですが、作られた方からたくさんの絶賛をいただいています。カンタンに作れますし、色々応用もできて便利なので、ぜひお試しください。
※おばあちゃんの味シリーズにご興味あれば、以下の「高野豆腐の卵とじ」もおすすめです!