日本の食卓でもすっかりおなじみ韓国のり。
かつては本場韓国からの輸入商品のイメージでしたが、最近は日本国内のメーカーからもさまざまな商品が販売されるようになりましたよね。
今回紹介するリケン「ふりかけるザクザクわかめ 韓国風ごま油風味」もそんな韓国のり派生商品の1つ。ザクザクとした食感の乾燥わかめを、韓国のり風味に仕上げたプレミアムなふりかけです。
もともと22年8月に販売するはずが、仕入れの注文が殺到して9月に延期されたと話題になったウワサの一品。実際に試してみてどうだったのか、簡単にレビューしていきます。
「ふりかけるザクザクわかめ」の概要
こちらがリケンから発売された「ふりかけるザクザクわかめ 韓国風ごま油風味」です。
「ごま油といりごまで韓国風に味付けた、乾燥わかめふりかけ」ということで、ドレッシングとわかめが得意なリケンらしい商品になっています。
内容量は50gで、参考小売価格は330円。一度に大さじ一杯(5g)使うとすると、正味10回分で1食あたり33円の計算ですから、一般的なふりかけとしてはプレミアムな商品と言えそうです。
用途は広く、白ごはんのほかにも、納豆やうどん、サラダ、ひややっこ、果てはチーズトーストにもあわせることができます。
また、袋は保存用のチャック付きで、しかも自立します。保管のしやすさまで考えられているのも嬉しいポイントです。
実食レビュー
開封してそのままつまんでみた
開封すると、まさに韓国のりを思わせる、ごま油の良い香りが漂います。
スプーンですくってみたのが写真。目で確認できたのはフレーク状の小さな乾燥わかめと煎りごまだけで、韓国のりのような「塩の結晶」や、ふりかけによく見られる「顆粒状の調味料のかたまり」は見当たりませんでした。わかめ自体にしっかり味が付けられているのがわかります。
油分でツヤツヤとしていますが、わかめはきちんと乾燥しており、ウェットな印象はありません。くっついてカタマリになることもなく、パラパラとしたふりかけの体裁になっていました。
味はいわゆる韓国のりそのもので、良くも悪くも期待通りといったところ。
ただ、この商品の特長は味ではなく食感にあると私は思います。
薄いのりと違って乾燥わかめは立体的なので、噛むとカリッと軽い歯ごたえが感じられます。この食感と強い塩気がどこかスナック菓子を思わせてくれ、それこそおやつに手を伸ばすような感覚で、何度もつまみ食いしてしまいました。(ごはん一食分くらいは食べてしまったかもしれない)
私自身、あまりふりかけに食感は求めない方なのですが、このふりかけるザクザクわかめの食感は格別に思え、やみつきにさせられてしまいました。
ごはんにのせてみた
つまみ食いばかりしていても仕方がないので、シンプルにご飯にのせてみました。
ほかほかの温かいご飯にのせたのですが、のりのように湯気を吸ってクタることもなく、ふりかけてからしばらくしてもザクザク・カリカリとした食感がおおむねキープされていました(柔らかくなるところもあります)。名前どおり「ザクザク」に強いこだわりを感じます。
小学6年生の娘も白米に合わせるのがたいそうお気に入りで、それこそスナックを食べるような感覚で白ご飯を楽しんでいます。ふだんの娘は、一膳で精一杯なのですが、このふりかけを添えるとかならずおかわりをします。たしかに子供ウケする味だと思います。(塩分は気をつけたいところですけどね)
お弁当のおにぎりにしても美味しそうです。
うどんにかけてみた
ご飯の湯気でザクザク感は保てた。では汁物に入れたらどうだろう?
ということで、かけうどん(冷)にもふりかけてみました。
さすがにめんつゆに浸すとなると話は別で、ご飯ほどのザクザク感はキープできませんでした。あたりまえですね。
とはいえ、それでもわりと食感は残せているように思いました。
わかめだけあってうどんとの相性は良かったです。一玉にそれなりの量を盛ったのですが、皿の中でわかめが増えることもなく、最後までトッピングとして楽しめた感じがします。つゆの味と香りが強いので、韓国のりの感じは薄れますが、ごま油の風味が良い感じでアクセントになってくれました。
まあでも個人的には、やっぱり食感を楽しんでこそだと思うので、白ごはんやサラダなど、食感が残る使い方をするのがオススメです。
まとめ:ワンランク上の食感を楽しもう
以上、リケンの「ふりかけるザクザクわかめ 韓国風ごま油風味」の紹介でした。
ちょっとお値段はしますが、その分、ワンランク上の食感が楽しめるプレミアムなふりかけだと思います。私も娘も結構ハマっていて、正直リピートしたくてたまらないのですが、そこを妻に制止されているのが現在です。(月イチくらいにしてくれ、と言われていますw)
「あつあつご飯にのせてもクタッとしない、いつまでもザクザク食感の韓国のり(風のわかめ)」。たまには奮発して楽しんでみてはいかがでしょうか。